阿倍野のHoopの地下にフードコートができました。フードコートと言ってしまうとオシャレ感が全くないので「Hoopダイニングコート」という名前になっていますが、ぶっちゃけフードコートです。
とはいえ、Hoopの地下のフードコートですから、田舎のジャスコやダイエーにあったような、やる気のかけらもないおばちゃんがめんどくさそうに焼きそばを焼いていたりするフードコートではないのです。活気に満ちていて、オープン初日は座るところもないぐらい。そして、行列のできるラーメン屋さん「みつ葉」を筆頭に、有名なお店がずんどこ入っています。気合いの入り方が違う。
私としては「ポッポ」を是非にと思ったのですが、「ポッポ」はイトーヨーカドーでないとダメなようです。メガポテトなんて200円ちょっとで狂った量が出てくるので「ポッポ」が身近に欲しくて仕方がないのですが、アリオ八尾まで行かないと「ポッポ」がありません。安っぽいラーメンも素晴らしいだけに、残念でなりません。
「ポッポ」のラーメンはともかくとして、泡系ラーメンという今まで聞いたこともないようなラーメンに興味津々だったので、さっそく食べに行ってきました。
塩ラーメンです。後ろに並んでいたおっさんが「大盛ないの?」とぶしつけに店員さんに聞いていましたが、ないようです。チャーシューがたくさん乗っているチャーシューメンならあります。塩ラーメン、しょうゆラーメン、塩チャーシューメン、しょうゆチャーシューメンの4種類しかありません。餃子もなければ、唐揚げもなく、ライスもありません。ラーメンだけで勝負する姿勢は素晴らしいものがあります。
フードコートなので、唐揚げが食べたければ別のお店で買ってくればよいだけなんですけどね。それはそれとして、塩ラーメンです。スープを飲んで、びっくりしました。相方も全く同じ意見だったので、遠慮なく書かせていただきます。
「上品な天下一品や……」
別に天下一品のこってりラーメンが下品だと言うつもりはありません。とにかく、一口スープを飲んだ感想が「上品な天下一品」だったのです。美味しいラーメンは結局、天下一品に行き着くのかもしれません。美味しかったですよ、みつ葉のラーメン。合掌。