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1円知事に関して思うこと、つらつらと

どこかの知事が「私の給料を1円にします!」と吠えたそうです。

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給料を1円にしようが、100円にしようが、お好きにすればよいのですが、あれは日本語に訳すと「私はふんどしいっちょで頑張るから、みんなは全裸で頑張れ!」と言っているのです。お給料を下げたかったら勝手に下げたらいいのですが、そんなことをするぐらいなら、自分の給料以上にどっちゃりお金を使って、お金を回すほうがよっぽどよろしい。今月のカードの請求が自分の月収を遥かに超えていて愕然とした私を見習っていただきたい。経済を回すと息巻いて、テレビにハードディスクレコーダー、椅子、オセロニアのガチャ、とにかくいろいろしっちゃかめっちゃかに消費した結果、我が家の家計が火の車という大惨事です。

しかし、こうすることで、テレビ屋さん、ハードディスクレコーダー屋さん、椅子屋さん、オセロニア屋さんにお金が回るのです。給料を1円にしたところでどこにもお金は回りません。逆に「全裸で頑張れるか!」となって、みんなが萎縮してしまうと、経済にとっては逆効果です。

これまた、どこかの市長が「市民の給付金を12万円にする。2万円は市の職員の給料をカットして財源にする」とか言い出して、先日ぷんすかした広島県知事以上にスカタンが出てきて、本当にどうしようもないなぁと思いました。これは江戸時代の日本語に訳すと「家来を全員切腹させて財産を没収します。その財産をみなさんに配ります。私は素晴らしい殿様です!」と言うバカ殿様です。

先ほどの知事も市長も「自分たちが苦しむから、みんなも苦しめ」と言っているのですが、そういう話ではありません。「みんなが幸せになる方法」を考えて実行するのが知事であり、市長の役目です。具体的に言うと、借金をするか、国からお金を引っ張ってくるか、どっちかです。節約するなんてのは余裕のある時にすべきことで、少なくとも今はすることではありません。

ちなみに私の場合は、余裕のあるときに節約をしていたので、カードの請求が自分の月収を遥かに超えていても大丈夫です。ご安心ください。合掌。