ぐわぐわ団

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【失われた20年】なぜ20年失われたのかの答え

自由ネコさんが失われた20年に関して記事を書かれています。

gattolibero.hatenablog.com 

「勤勉さ」とか「根性」とか「THE・精神論」を振りかざして戦ってきた民族が、「技術革新」や「創造性」を武器とする世界各国から取り残されるのは必然なのである。

自由ネコさんらしい考察です。ぜひ、お読みください。そのうえで、ぐわぐわ団としての考えをズバッと書きます。

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消費税を5%にしたからです。

太字にして文字サイズを大きくしてもう一度書きます。

消費税を5%にしたからです。

世の中はみんながモノを買って売って、お金を使うから経済がぐるぐる回るのです。消費税というのは、言い換えると「モノを買うと課される罰金」です。消費税を導入した1989年はバブル期でみんなが必要以上にモノを買おうとしていた頃なので、消費税を導入するのもわからなくもありませんでした。しかし、消費税を5%にした1997年は北海道拓殖銀行や山一證券が倒産した年といえばおわかりかと思いますが、とにかくめちょんこ不況だった時期です。にも関わらず、財政再建だなんだと言って、国はお金を出すどころか消費税を引き上げて締め上げる。そんなことをしたらどうなるか、ちょっと考えたらわかりそうなものです。

みんながお金を使うから経済が回るという大原則をうっちゃらかして、お金を使うことは悪いことみたいな世の中になっちゃったもんだから、他の国はガンガンに成長していようとも、日本はちっとも成長していないなんてしょうもないことになるのです。なお、ここでいう成長というのは名目GDPの伸び率とお考えください。

そして、とんでもないことに去年の10月に何があったか思い出しましょう。

消費税が10%になりました。6月末でキャッシュレス決済の還元も終わってしまいました。レジ袋は今月から有料化されました。もはや「モノを買うな」と言わんばかりの所業です。

もう一度書きますが、お金を使うから経済がぐるぐる回るのです。モノを買うな!お金を使ったらダメだ!と言われたら、そりゃ失われるよな〜と思うのです。残念なことです。合掌。

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