ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

たまごがお高いですわぁ

最近、本当にたまごが高い。英語で言うならエッグイズハイプライス。鳥インフルエンザの影響やらなんやらで仕方のないところもあるのですが、結論から言うととにかく高い。1パックで300円近くもすると、いくら滋養がつくからといってもそうそうぽんぽん使うわけにもいきません。逆に、たまごひとつ食べるのにもドキドキします。

昔は風邪をひいたときだけ、たまごを食べることができたのです。滋養がつくからで、なおかつ贅沢品だったからです。お味噌汁にたまごを入れて食べたら風邪が治ると言われていましたし、実際に風邪をひいたらたまご入りの味噌汁を飲んで治したものです。大人はたまご酒を飲んで風邪を治していました。ここぞとばかりにたまご酒でべろんべろんになって風邪をひいたせいで調子が悪いのか、それとも酒の飲み過ぎで調子が悪いのか、わけがわかりません。

そんなたまごですが、高度経済成長期を迎え、みんなのお賃金がどんどん増えていく中でたまごの値段だけは変わらず、大卒の初任給が1万円だった頃も、18万円だった頃も、同じ値段でたまごを買うことができました。たまごは贅沢品から生活必需品になっていったのです。

しかし今、現在のことですが、たまごは1パック300円になろうとしています。そういえば、昔は消費税なんてものはありませんでしたが、今は消費税が10%もかかります。モノを買ったら税金を払わなければいけないという、実にバカバカしい税金で、あれは私は贅沢をした者に対する罰金なのではないかと考えています。ありがたいことにたまごは食品ですから、軽減税率で8%の課税ですんでいますが、気を抜くと知らないうちに食品も消費税率10%にされてしまう可能性もあります。もはや、消費税率8%なのは新聞だけということにもなりかねません。

とにかく、たまごが高い。高くて使えない。しかもコンビニでなかなか手に入らない。冷蔵庫の中にたまごがないと安心できない私はついつい「今日はたまごなしでいっか」と考えてしまい、たまごの消費期限が迫っていることに気がつかないなんてことにもなるのです。

ここはひとつ、にわとりさんに頑張ってもらいましょう。異次元の少たまご化対策も政府にお願いしましょう。本当にありがとうございました。合掌。