ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

見ざる言わざるきかざる

見ざる言わざるきかざるって何だっけ?と思っていたのですが、中国の故事か何かだろうと勝手に結論付けて調べることをしませんでした。いつものことです。

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最近の若者、すなわち令和のヤングメンたちはとにかくスマホに頼りがちで、自分で考えようとしない、けしからん、というような老害じみたことを言うつもりは全くなくて、逆に積極的に使えるものを使って調べていく姿勢というのは素晴らしいのではないかと思うのです。以前はGoogleで検索すれば何でもかんでも答えが出てきたのですが、最近はGoogleよりむしろSNSを使って検索していくほうが効率が良いとも聞きます。全て、どっかの受け売りでしかなく、令和のヤングメンから直接聞いた話ではないのですが、昭和のヤングメンとしてはとにかく「すぐに検索するのはどうかと思う」と苦言を呈するか、「何事もすぐに調べるのはよいことだ」と迎合するか、二者択一なのであります。

私自身はわからないことはわからないと言いますし、わからないのであればわからないままにしておくことも多く、わからないことをわからないままにしておくことに何ら抵抗がありません。わからないのですから仕方がない。調べたらいいじゃないかと言われるかもしれませんが、調べる時間がもったいない。もっと言うと、わからないことは悪いことではないと思うのです。森羅万象、すべてのことを知っていたら神様です。そして、すべてのことを知っていたらおもしろくないでしょう。漫才を見ても「ああ、これは知っていることだ」となってしまいますし、落語を聞いても「ああ、これも知っていることだ」となってしまいます。

しかしながら、落語はだいたいあらすじを知っているもので、初めて聞く話なんてのは新作落語のお披露目のときぐらいのものです。私は新作落語よりも古典落語のほうが好きなので、知っている話ばかりですが、落語を聞くのは大好きです。

結局、何が言いたいのかさっぱりわからないまま時間となりましたのでおわり。合掌。