みなさん、クリスマスおめでとうございます。そして、メリークリスマス！
12月25日じゃないとクリスマスを祝うことができないわけではないはずです。いつでも、どこでも、だれとでも、クリスマスを祝うことはできるはずです。私はキリスト教徒でもなければ、イスラム教徒でもありません。私は自称フランス人ですが、お正月には神社に初詣に行き、葬式にはお坊さんをよび、そしてクリスマスはじゃんじゃかお祝いするという典型的な日本人スタイルを貫いております。
今日が1月1日であったとしても、クリスマスをお祝いしてもよいのです。12月25日しかクリスマスをお祝いできないなんて悲しすぎます。やあやあメリー！メリー！と街ゆく人にクリスマスのお祝いをすべきなのです。ソーシャルディスタンスなんて知ったこっちゃありませんが、それ以上に1月1日に「メリークリスマス！」と近づいてくる人には自然と距離をとってしまうことでしょう。つまり、クリスマスを祝うということは、ソーシャルディスタンスの確保にもつながり、良いことづくめとも言えます。
というわけで、七面鳥を食べてお祝いしましょう。七面鳥というのは頭が７つあるキングギドラみたいな鳥ですが、アメリカではよく食べられています。日本ではなぜか七面鳥の代わりにケンタッキーフライドチキンやモスチキンが食べられますが、あれはアメリカ人には理解できない行動のようです。なんでもいいから代用するというのは日本人の十八番であり、昔は綿の代わりにスフを使っていたことからもおわかりいただけるかと思います。
そして、ケーキです。昔は腐りにくいかわりに脂っこくて、しかもあまり美味しくないというバタークリームのケーキが主流でした。昔は冷蔵しておく技術が発達しておらず、クリスマスに大量にケーキを作り置いておくためにはバタークリームでケーキを作るしかなかったのですが、今や生クリームがたんまりと使われたケーキを食べることができます。感謝しましょう。合掌。
