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日本の寄付が根付かない理由

日本ではなぜか「寄付」という行為が根付きません。海外ではお金持ちがじゃんじゃか寄付をしてどうのこうのという話を聞きますが、なぜ日本では寄付が根付かないのかを真剣に考えた結果、そもそも「寄付」という言葉のパワーが弱いのではないかと考えたのです。

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最近のイケてる企業では「トゥモローのディスカッションはズームでするからアンダーネゴでアサインよろしく!(日本語訳:明日の会議は拡大でするので事前に根回ししてください) 」みたいなルー大柴が湧いているので、「寄付」も英語を使えばよいのではないでしょうか。というのも「寄付」は英語で"donation"と書き、カタカナで書くと「ドネーション」になるのです。

どっかのヘビーメタルバンドがどくろの絵を描いて、おどろおどろしい文字で「Donation」とロゴを入れたら立派なヘビメタアルバムが完成するっぽいのですが、とにもかくにもドネーションという言葉を普及させて定着させたらよいのではないかと思ったのです。

髪の毛の寄付を「ヘアドネーション」と言うのはすでに普及していますから、そんなに難しいものではないと思います。

赤い羽募金も「レッドフェザードネーション」となり、これはどちらかというとヘビーメタルバンドというより、ハードロックっぽい感じになります。あしなが育英会への寄付なんかは「ロングレッグドネーション」となり、これはなんだかよくわからない感じになります。

「君はもうドネーションしたかい?確定申告でドネーション控除があるんだぜ!」と合コンで知識をひけらかすのも悪くないのではないでしょうか。なんとなくルー大柴っぽいと思われるかもしれませんが、最近は社用語を英語にするとかいう企業も多いですし、英語を使うことでかっこいいと思われる時代です。積極的にドネーションを使っていくことで、日本にもドネーション文化が広がっていくのではないでしょうか。

私はフランス人なので普通に「寄付」と言います。合掌。