ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

不謹慎

どっかの偉いおっさんが女性タレントの容姿をネタにして「オリンピッグだ!」みたいなおもしろくも何ともない寝惚けたことを言い放って何やら一悶着あったようですが(あえてもよっとした書き方をしてぼかして書くのが逆SEO対策)、人の容姿で笑いを取ろうとするのがあんまり好きではないです、こんにちは。

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人の容姿というか、自分の容姿で自虐ネタぶちこんでくるのも正直言うと好きではないのです。自分はハゲだなんだで笑いを取るような。例えば、トレンディエンジェルのネタなんてのはぶっちゃけ好きではありません。とはいえ、同じハゲネタであってもギャロップのネタは比較的まだおもしろいと思ってしまうのが何故だかわかりません。ギャロップって何?と思われた方も多いと思いますが、大阪で活躍している中堅どころの漫才師です。

もちろん、太っているとか、痩せているとか、ブサイクだとか、パッと見でわかりやすいところで笑いを取るのもわからないでもないのですが、あくまで個人的な意見として好きではないというか、正直苦手です。理由としては、なんとなく生理的にイヤという他ありません。

ただ、自分の容姿を自分でネタにするなら百歩譲ってわからなくもないですが、冒頭申し上げた偉いおっさんが他人の容姿を使って笑いを取ろうとするのはイヤラしいとしか言えません。本当にアホではなかろうかと思うのです。アホの坂田が面白いのは自分でアホを演じているからであって、他人がむやみやたらとアホだと言ってよいわけではありません。

ぐわぐわ団で漫画を描いたり、文章を書いたりするときに、あんまり人をけなしたり、おとしたりして笑いを取るようなことがないように気をつけています。三男の使い方も乱暴なようで結構気を使っているのです。彼はハゲですが、お金持ちだし、不死身だし、結構たくましく生きています。ハゲそのもので笑いをとるのではなく、あくまでも理不尽な扱いを受けることで笑いを取ろうと努力しているのです。

文章に関しても、小保方さんや佐村河内守、山根会長などいろいろな人をネタにしていますが、私はあの人たちに対してある種のリスペクトの気持ちを忘れたことはありません。

不謹慎なことを書く時も、決して人としての尊厳を踏み躙ることのないよう気をつけていますが、いつの日にか私が大暴走して「これはダメだろう」と思われるときは遠慮せずにこっそりご教授いただけると嬉しいです。とりあえず、今日はプリキュアの映画を見に行きます。よろしくお願い致します。合掌。