ぐわぐわ団

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ワクチンの打ち手が少ない問題

ようやく、少しずつではありますが例のウイルス*1のワクチン接種が進んでいるようです。しかし、ワクチンの打ち手が不足してのです。そのため、歯科医師もワクチンの打ち手になれるようにするんだとか。しかし、そんな場当たり的な方法でよいものでしょうか。

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そこで、ネットでちらっと見かけたのが覚醒剤の常習者のみなさんにワクチンの接種を手伝ってもらうのはどうかというご意見。確かに、大阪の西成に行けばそういう人はたくさんいます。街中に「むやみに注射器を捨てないでください」というポスターが貼られているぐらいですから、注射器の使用に慣れている方がたくさんいるのです。そこらへんの目がちょっとイっちゃってるおっちゃんを引っ張ってくればいいだけなので簡単です。「おお、注射はこうやって打つんや!」と自慢げに話してくれることでしょう。

そして、芸能界にも常習者だった人がたくさんいます。田代まさしにワクチンを打ってもらえるとなれば、ワクチンが怖いと嫌がっている人も喜んで接種に応じてくれるかもしれません。私も田代まさしにワクチンを打ってもらえるのなら、喜んで接種されたいと思います。しかも、覚醒剤で捕まって表舞台から消えてしまった人たちが、もう一度、社会の役に立てるのです。志村けんも喜んでくれることでしょう。一石二鳥どころか、三鳥、四鳥です。何が二で、何が三で、何が四なのかわかりませんが、とにかくそういうことなのです。

よかった、よかった。めでたし、めでたし。と締めくくりたかったのですが、そういうわけにはいきません。覚醒剤を打つ時の注射は基本静脈注射です。青色の血管に針をぶっ刺して、ポンピングといって注射器の中の覚醒剤を余すことなく体内に入れるために何度か押したり引いたりする必要があります。一方、例のウイルスのワクチンは筋肉注射です。同じ注射器を使いますが、技術としてはまったく違います。覚醒剤を筋肉注射で打っても効果はあまり期待できません、もったいないだけです。おそらく、覚醒剤の使用経験のある人たちは例のウイルスのワクチン接種には不向きだと思うのです。

よい案だと思ったのですが、残念ながらダメダメっぽいです。今回はやたらと不謹慎な記事となり申し訳ありませんでした。合掌。

*1:ぐわぐわ団では不要な混乱を避けるために逆SEO対策としてこのような言い回しを行なっております。