突然ですが、Amazonの電子書籍で『雑に出版する』という本を出版しました。
新しいiMacを使ってきちんと本を作ることができるのかをテストしたくて、中身はほぼ1時間もかからずに描きました。そのため、タイトルの通り、めちょんこ雑です。雑すぎてお金を取るようなもんでもないので無料です。
とはいえ、雑であろうが何であろうが、電子書籍とはいえ、本を自由に出版できる時代になったのです。しかも、めちょんこ簡単に。こういう本を出すから電子書籍の質が下がるんだ！とお怒りの言葉もあるかもしれませんが、ハードルが下がるというのは良いことです。専門家しかできなかったことが、ちょっと手順を覚えれば簡単にできてしまう。素晴らしいことではないでしょうか。悪貨は良貨を駆逐すると言いますので、素人が電子書籍の市場をぶっ壊してしまうかもしれませんが、それならそれで結構です。
はっきり言ってしまうと、小学生の子どもがノートに描いた「ぼくのかんがえたさいきょうにおもしろいまんが」もスキャナがあれば本にできてしまうのです。商業ベースに乗せるのは無理だとしでも、電子書籍ならしれっと出版できてしまうのです。
というわけで、『雑に出版する』の内容ですが、電子書籍で漫画を出版するためのノウハウや手順を懇切丁寧に……ではなく、雑に漫画にしています。どれほど雑かというと、めちょめちょに雑です。タイトルに嘘偽りはなく、とにかく雑に出版することが目的です。この本を読んで「こんなんでいいなら、自分もいっちょ電子書籍で出版してみるべ」と思っていただけたら、こちらとしてはめっけもんです。
昨日の夜中にびゃびゃっと描いて、すぐにAmazonに申請を出して、朝起きて病院に行ってからホームセンターでグリーンカーテンを買ったりなんかした後、お昼寝して起きたら出版されていたので、慌ててこの記事を書いています。何から何まで雑に進めています。
そして、明日まで逆転オセロニアのカップ戦期間です。今月は余裕だと思っていたのですが、思いのほか負けが混んでしまって苦戦中です。できれば今日中に20勝してゆっくりしたいので、本の紹介も雑に終わります。合掌。
