めちょんこ寒いと、雪や雲なんかで視界が真っ白になって何も見えなくなることがあります。「ホワイトアウト」という現象で、めちょんこ危ないので気をつけなければいけません。「ホワイトアウト」を取り扱った映画もあるぐらいです。
織田裕二が「おまえたちの好きにはさせない」と言っていますが、どんな内容かは知りません。雪に何を言っても無駄でしょうに。
というわけで、ホワイトアウトには気をつけないければいけないのは当然のことなのですが、ぐわぐわ団はブラックセーフにも気をつけようという啓蒙活動に取り組んでいます。
ブラックセーフとは、なんか知らんけど真っ暗だけど見えるからええやんという状況です。見える以上、とくに気をつける必要もないのですが、真っ暗だから気をつけたほうがよいのではないかという、いわゆるおせっかいなのです。過剰なサービス精神ともいえます。
ブラックセーフは気をつけなくてもよいのです。なんと言ってもセーフなのですから。しかし、そんな状況であろうともぐわぐわ団はなぜか「気をつけよう」と申し上げるのです。そこに特に意味はありません。「いらんお世話だ!」と声を荒げる人もいるでしょう。しかし、ブラックセーフだから安心だというのも違うと思うのです。人間、いついかなるときも気をつけておいて損はありません。安全だと思っている家の中が実は一番事故が多いのです。飛行機は落ちるから危ないと思っていても、地面を走っている自動車のほうが圧倒的に事故を起こす確率は高いのです。ブラックセーフだからといって安心だと気を緩めていると、時に大きな事故に巻き込まれてしまうかもしれません。ぐわぐわ団は世の中から事故をなくしたいのです、知らんけど。
それはそれとして、織田裕二主演で「ブラックセーフ」という映画を作ろうと思うのですが、とりあえずキャッチフレーズは「あなたたちの好きにしなさい。」です。他は何も決まっていません。頑張りましょう。合掌。