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アジャイル開発

アジャイル開発という言葉、もしかしたら耳にしたことがあるかもしれませんし、ないかもしれません。

どうせまた意識高い系のカタカナ大好きヤングメンたちが難しい言葉を使って高齢者を絶望に突き落とすためにやいやい口にしている、なんだか難しそうで実は中身がすっからかんなフレーズなのであろうと思っていたのです。

何がアジャイルだ!アジャといえばコングしか知らん!というのが世間一般の人の頭の中身ではないでしょうか。アジャコングの裏拳はとにかく強烈で、あんなもんくらったら頭蓋骨が頭の中でぼよんぼよん跳ねて大暴れしてまうわ!ぐらいの破壊力です。とはいえ、破壊王・橋本真也の蹴りというのはもっとエグくて、軽トラにぶつかるぐらいの威力があったといわれています。橋本真也には「爆殺シューター」という異名もあり、Wikipediaには「獣神サンダー・ライガーは現役時代の全試合中、頭突きや受け身の取りづらいイレギュラーな投げ技以外で、橋本のキックを一番痛い技として語っている。」という記述もあるぐらいです。

そんなアジャイル開発ですが、私もたまには若者に迎合してみようと思い、アジャイル開発とは何かを調べてみたのです。

アジャイル開発の話の前に、ウォーターフォール開発という言葉を説明させてください。ウォーターフォールとは日本語で言うと滝のことです。ウォーターフォール開発というのは、滝のように上から下にごわーっとシステムやら何やらを開発することを指します。最初にがっつり要件定義やら何やら決めておいて、後は完成に向かってごわーっと作業を進めるものです。最初にボケナスかましていたら、完成後にどエラいことになるタイプの開発です。

一方でアジャイル開発というのは、簡単にいうとこちょこちょ作っては使い、修正して使って、また修正して、みたいな感じでちまちまとシステムを組んでいく方法のことなのです。ボケナスかましても、すぐに修正してどうにかしちゃいます。

アジャイル開発とはつまり、常日頃私がExcelで「ここ使いにくいな〜……修正しよ!」とか、「これミスしたけど、こうすればよかったんじゃね?」とか、とにかくこちょこちょファイルを改良しまくっているスタンスそのものだったのです。つまり、私はアジャイル開発者だったのです。これでもう意識高い系のカタカナ大好きヤングメンも怖くありません。対等な立場でウェイウェイしたいと思います。合掌。