ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

お酒の話

持病の癪のため、お酒を飲まないようになって数十年、いや数百年になります。さすがに少し盛りましたが、数年は経ちます。昔はスピリタス*1を浴びるように飲んでいたというのに嘘のようです。嘘です。私の言う事は信じてはいけません。

八代瑛太が船歌で「お酒はぬるめの缶がいい」と歌っているのですが、お酒を飲まないようになって数年、いまだに歌詞の意味がよくわかりません。キンキンに冷えたビールや酎ハイ、ハイボール、缶入りのお酒というのはたくさんありますが、ぬるめの缶がよいお酒などあるのでしょうか。ぶっちゃけビールなんてのは極限まで冷やして飲んだほうが美味しいですし……いや、美味しかったのかわかりませんが、とにかく、今はお酒を飲んでいないので八代瑛太がなぜあのような歌を歌ったのかがわかりかねるのです。もしかしたら……今はぬるめの缶がブーム!

光熱費がどんどん上がり、冷蔵庫の電気代も馬鹿にならなくなってきました。キンキンに冷やすにも電気代がかかります。ものすごくかかります。いくらぐらいするものなんかわかりませんが、そういえば先日ガス会社から電気料金の約款変更のお知らせが届き、よくよく見ると「今までは値上げにも上限を設けていましたが、これからは天井をぶち破るぜ!ベイベー!」みたいな事が書いてありました。私の家では電気は大阪ガスと、ガスは関西電力と契約しているので、大変なことです。もちろん、これも嘘です。信じてはいけません。

とにかく、キンキンに冷えたビールや酎ハイは贅沢だということにしたくて、八代瑛太を通して国が密かに「ぬるめの缶がいい」という極悪プロパガンダをしているのかもしれません。なんとなくプロパガンダという言葉を使いたかっただけなのですが、八代瑛太がお国のために働いているのであれば、それはそれで仕方のないことでしょう。誰も国には逆らえません。国に逆らったらJASRACからお金がもらえなくなるかもしれません。それは私を含め、歌手にとっては死活問題です。頑張りましょう。合掌。

*1:ポーランドで作られているウォッカ。度数96度というえげつないお酒。