ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

冷蔵庫から高周波

冷蔵庫からキーンと音がするのです。アラレちゃんが走っているわけではありません。

前々から気にはなっていたものの、どうにもこうにも冷蔵庫の近くにいるとキーンがうっとうしくて仕方がない。高齢になると聞こえなくなる高周波みたいなものなら、すでに私は高齢であるがゆえに聞こえなくなるからよいのですが、どうもそういった類の高周波ではなく、単に気分を害するだけの高周波のようで、実にもんにょり。

展示品で買ってきたシャープの一級品なのにどうしてかしらんと思いつつ、とりあえず何か私にできることはないかといろいろと考えました。ただし、冷却装置をプルトニウムに変えるとか、そういう高度な先端技術はありませんし、中にいろいろと大切な食料が入っているのでコンセントを抜くという原始的な方法も解決にはなりません。ていうか、冷蔵庫を相手に私ができることは一つしかありません。冷却温度を調整するのです。

調整するダイヤルはアナログのくりくり回すやつで「弱〜標準〜強」まであります。標準になっていたのを「弱と標準の間の若干というかやや標準より」という微妙な位置にしたところ、まあまあ静かになりました。どうも、冷蔵庫がサービスで冷やしまくってやろうと意気込んでいただけのようです。標準でええっちゅうてんのに頑張ろうとしよってからに、何も知らん若造が!とシャープの冷蔵庫に人生の先輩からガツンと教えてやりました。

新入社員でよくいるでしょう。「頑張ります!」とかいって、どうでもいいことにもめちょんこ頑張る人。そんなん適当でええねんと言っても適当の意味がわからないのか、程度がわからないのか、穴が開くほど書類を見て「しんにょうの点がひとつ多い!」とか言い出すの。ウィンドウズの「辻」はそういう仕様だからええねんと言ってもききません。わーきゃー騒ぐもんだから上司が「点がひとつのツジはないのか!」と言い出しててんやわんやになるのです。

辻󠄀

あるんですけどね。合掌。