ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

北斗の拳を大人買いした

『Fit Boxing 北斗の拳』ですが、毎日ちまちまとねこパンチを打ち続けています。だんだんパンチのコンビネーションが難しくなってきて身体がついていかずにぐにゃんぐにゃんになってたりしますが、私は元気です。

「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」で有名な聖帝サウザーがインストラクターになって、ナイスなパンチを打ったときに褒めてくれたりするのでによによしています。

だがしかし!

実は私は「北斗の拳」はミリしらです。連載当時の週刊少年ジャンプを読んでいたはずなのですが、記憶に残っているのは「ハイスクール!奇面組」だったり「ついでにとんちんかん」だったり「アカテン教師 梨本小鉄」だったりするのです。シリアスな絵柄と展開に当時の私はついていくことができず「なんとなくすげぇ漫画」ぐらいの印象でパラパラと読み飛ばしていたのでしょう。

とはいえ、『Fit Boxing 北斗の拳』で遊んでいる身としては、北斗の拳を知らないというのも何かしら問題がないとはいえないと思い、勢いで北斗の拳全巻大人買いしました。

北斗の拳 究極版 1巻

究極版だそうです。なんかすごい。そして18巻もあります。いや、ジャンプコミックスではもっと巻数があったと思うのですが、究極版はぎゅっと濃縮しているのでしょう。とにかく、ちまちま買うのも性に合わんというか、ここはひとつマネーパワーで押し切ってやる!というか、ぶっちゃけ『Fit Boxing 北斗の拳』の倍以上のお支払額です。

そして、読み始めたところなのですが、めちゃめちゃおもしろい。まず世紀末で核戦争が起きてヒャッハーな時代という設定がズルい。そして、悪役がとにかく極悪非道の悪役なので、ぐろぐろのグロテスクな殺され方をしても「やったね♡」ぐらいの読後感で読み進めることができます。ケンシロウに100%感情移入ができるので読んでいて気持ちいい。子どもの目の前で父親が首ちょんぱされるとか、今から思うと残酷すぎるシーンもあるのですが、本を閉じると「今は平和でよかったなぁ」と実感できますし、情操教育にもよいのではないでしょうか。

そして、子どもの頃のリンがとにかくかわいい。これまたズルい。人気出るに決まってるやんと思わざるを得ないのであります。また感想を書くと思います。よろしくお願い申し上げます。合掌。