ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

だいたいシーフード

こないだNHKでだいたいシーフードのことを取り上げていました。だいたいといえばパイプを片手に「だいたいやねえ」で語り出す竹村健一のことが思い出されますが、だいたいシーフードは竹村健一のことではありません。

漢字で書かないとわけがわからないと思いますので仕方なく漢字で書きますが、だいたいシーフードというのは代替シーフードです。NHKで取り上げられていた代替シーフードは大豆が原料で白身魚の代わりを作るというものでした。

だがしかし、今は大豆も貴重な食料です。中国に至っては大豆の自給率が12%しかなく、ほとんどの大豆を輸入に頼っています。代替シーフードを作るために大豆を使ってしまうと大豆がなくなって、今度は代替大豆が必要になるでしょう。

こうなるともはやなにがなんだかわからなくなります。ぐわぐわ団の研究機関では既にシーフードを材料にした代替大豆を作る技術が完成しています。ただ、この技術で儲けるつもりはありません。大豆が不作で代替大豆が必要となったときには無償で技術供与をする覚悟です。実に太っ腹でしょう。崇めてもよいです。

他にも代替肉を大豆で作るなんてのがすでにアメリカでぎちょぎちょに進められていて、代替肉の市場は大きくなっているそうです。そして、この代替肉の原料も大豆なのです。大豆はかわいそうなのです。そのまま食べても美味しいというのに、乳にされたり、固められて豆腐にされたり、なんやかんやぎゅうぎゅうされて醤油にされたり、豆腐にされた挙句に乾燥させられて高野豆腐にされたり、とにかく元の姿のままで存在するほうがまれというかわいそうさなのです。トマトもなんやかんやされて元の姿のままで食べられることが少ないですが、大豆よりマシですし、ミニトマトは元の姿のままで食べられる可能性がぐんと上がります。ミニ大豆、すなわち小豆はもとの姿のまま粒あんとして食べられることもありますが、こされてこしあんになってしまうこともあるので気が抜けません。

ぐわぐわ団の研究機関から朗報です。近々、高級松坂牛のサーロインから代替大豆ができる技術が完成しそうとのことです。みなさん、ご期待ください。合掌。