ぐわぐわ団

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だいたいやねぇ

ということで、今日の話題は代替肉のことです。近くのイトーヨーカドーでも代替肉が売っていたりするのです。悪い言い方をすると肉のパチモンなのですが、良い言い方をすると地球と健康に優しい肉の代わりになる食材なのです。

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この代替肉というのは大豆を使って作られています。しかし今、大豆の価格が上がっているのです。ちょうど1年前(2020年7月17日終値)の米国大豆先物価格が898.50、今は1388.25(2021年7月16日終値)で、約54%も上昇しているのです。ちなみに、私は大豆先物価格には詳しくないので、そもそも898.50とか1388.25の単位が何なのか、どのくらいの量の大豆の価格なのか、ちっともさっぱりわかっていません。

とはいえ、50%以上も値段が上がっているのは事実です、たぶん。ですから、代替肉を作るために大豆を使うことがそもそも贅沢な話になってくる可能性があるのです。大豆の単価が安いから高価な肉の代わりに大豆を使うのであって、その大豆が高価なものになってしまったら、もはや大豆を使う経済合理性がなくなります。突然、経済合理性とか小難しいことを言い出したのはそれっぽく聞こえるからです。

大豆が高くなってしまうとどうなるのでしょうか。節分の時の豆まきができなくなります。年の数だけ食べるなんてことも難しくなってしまいます。節分のときには相撲取りや有名人がどっかの寺で高いところから豆をぶわーっとまいている姿がニュースに流れますが、そんなことをすれば「豆をまくなんて贅沢だ!贅沢は敵だ!」とエラいことになってしまいます。

ただでさえ日本という国は失われた20年とかなんとかでGDPが他の国と比べてちっとも上がっていないというのに、大豆の価格がどっかんと上がったら豆まきもできなくなってしまうのです。何とかせねばなりません。ここはひとつ、代替大豆を肉で作る技術を開発して外国に一泡吹かせてやらねばなりません。頑張りましょう。合掌。