相方がシュークリームではなく『いのち』を買ってきました。
シュークリームも美味しいのですが、『いのち』もめちょんこ美味しいのです。
『いのち』とは何かと言うと、青森県で有名なお菓子です。カスタードケーキと書かれています。株式会社ラグノオささきというところが作っているお菓子で、社長は木村さんです。さっき調べてびっくりしました。なんで株式会社ラグノオささきとわざわざ「ささき」と書いてあるというのに社長が木村なのか。株式会社ラグノオきむらなら問題はありません。しかしながら、株式会社ラグノオささきなのに社長が木村さんというのは違和感があるようですが、別に今のトヨタの社長は豊田さんではなく佐藤さんですし、山崎製パン株式会社だって社長は山崎さんではなく飯島さんです。細かいことを気にしてはいけません。
それより、『いのち』ですが、ふわっふわの皮にりんごのペースト入りのカスタードが包まれていて、それはもう幸せになる美味しさです。シュークリームとはまた違った美味しさがあります。コシヒカリも美味しいですが、ササニシキも美味しい。同じようなことです。ただ、世の中はどいつもこいつもコシヒカリばっかり優遇して、というかササニシキが冷害に弱いという弱点があったため、生産量はめちょんこ減ってしまっています。お寿司を握るならコシヒカリよりもだんぜんササニシキであるべきなのですが、私は寿司職人ではないので細かいことはよくわかりません。
とにかく、美味しいモノはある一定水準を超えると、どれもこれも美味しくて、抗うつ付けがたい……ではなく、甲乙付けがたいと言えます。『いのち』はふわふわで美味しい。何かのきっかけで青森に行かれたり、青森の物産展なんかで『いのち』を見つけた方はぜひとも手に取っていただければと思います。
しかし、なぜ社長が木村さんなのか、本当にわかりません。実に困ったことです。でも、きっと何か深い理由があるのでしょう。そっとしておいてあげましょう。合掌。