ごめんなさいの語源をご存知でしょうか。諸説ありますが、一般的には「アーメン」だと言われています。耶蘇教のお祈りの言葉である「アーメン」は戦国時代にペリーが伝えたと言われており、織田信長なんかが悪いことをしたときに宣教師が「アーメン」と言ったら信長も面白がって「アーメン」と言ったのが始まりと言われています。
その後、アーメンはオーメンに変化し『アーメン・オーメン・カンフーメン』という映画が制作される一方で、オーメンがゴーメン、ごめん、ごめんなさいになったと言われています。
↑ウソではない。本当に『アーメン・オーメン・カンフーメン!』という映画はあるのです。
つまり、ごめんなさいというのは祈りの言葉であり、悪いことをしてしまったという後悔の念に対する浄化を祈る儀式であることがわかります。もっと言うと、相手に対して「ごめんなさい」と言うのは間違いであり、神に対して祈るのが本来の姿なのです。悪いことをしたら「ごめんなさい」と神に祈り、赦しを乞うと言っても過言でしょう。
つまり、「ごめんなさい」と言ってもよいのは耶蘇教の人たちだけであり、ゾロアスター教や空飛ぶスパゲッティ・モンスター教を信仰する人たちは「ごめんなさい」と言ってはいけないのです。
それでは、相手に謝るときはどうすればよいのでしょうか。ひとつは「ごめんなさい」を使うことです。耶蘇教の祈りの言葉ではあるものの、現在では「ごめんなさい」に対する耶蘇教の影響もかなり下がっており、「ごめんなさい」がアーメンであることを知る人は少なくなっています。こんなことを知っているのはぐわぐわ団の読者の方ぐらいのものではないでしょうか。ということで、もはやあきらめて「ごめんなさい」を使ってしまうのが一つの手です。
もう一つは「謝罪の意を表明する」と言い換えることです。ただ、なんとなく上から目線っぽいので相手の怒りを増幅する可能性も否定できません。
というわけですので、ウソをついたら謝りましょう。ごめんなさい。合掌。