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スダーンの現状

ちょっと前になりますが、スダーンが矢場とんになって各国政府がスダーンにいる国民を避難させるためになんやかんやで頑張ってみたいなことになったのはみなさん覚えていますでしょうか。私は忘れていました。脳内の片隅にもありませんでした。伏してお詫び申し上げます。

外務省の危険情報を見てみると、情報の更新は2023年04月17日で止まっています。とはいえ、げちょげちょに危ない状況は続いているようで、渡航中止勧告が出ています。昨年までは八尾空港からスダーンへの直行便が飛んでいましたが、現在では運行はされていません。つまり、スダーンへ直接行く方法はないのです。

では、どのようにすればスダーンに行くことができるのか。残念ながら大阪メトロ今里筋線の延伸工事も進んでいないのでスダーンまで行くことはできませんし、バスも走っていません。となるとタクシーで行くしかないのですが、大阪市からスダーンまで10,541 kmです。大阪のタクシー料金で計算すると、まず1.3kmまでが600円、それ以上の距離は260mごとに100円となりますので、4,054,300円になります。思ったよりも安い。そして「別に……」と沢尻エリカみたいな反応をされてしまいそうで怖いです。計算した私自身「へぇ……」ぐらいの気持ちになりました。数億円という金額が出てきて「めちょんこ大変ですね!」でめでたしめでたしにしようと思っていたのに、なんかいまいちな金額が出てしまってもんにょりです。

もちろん、これは大阪市からスダーンまでが陸路であったと仮定した場合です。実際には津軽海峡を渡ったりしないといけませんし、エベレストを超える必要があったりするので、そうは問屋がおろさないという感じです。そういうことをとりあえず無視して、ただただ平坦な道であるという条件であれば、大阪市からスダーンまで400万円ちょっとで行けるというだけの話です。

とはいえ、外務省からは渡航中止勧告が出ていますし、タクシーで「スダーンまで!」と言ったところで、連れて行かれるのはシャブの売人のところでしかないと思います。止めはしませんが、できるだけ行かないようにしましょう、スダーンではなくスーダンに。合掌。