海に処理水を放出することをめぐって、中国がやんややんやと文句を言っています。
私も今の処理水の放出には反対です。なぜか。海が薄まるからです。トリチウムが少し入っているものの、言うなれば真水です。そんな水をどんどこ放出したらどうなるでしょう。大阪の人は放出を「はなてん」と読むかもしれませんが、今回のお話では「ほうしゅつ」と読んでいただければ幸いです。いちいち「はなてんではない」と書くのも面倒なので、以下放出と書いている場合は原則「ほうしゅつ」と読んでいただき、どうしても私が「はなてん」と読んで欲しいときだけ注釈を入れるなり、注意を促すなりしたいと思います。
なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、大阪には放出(ここは「はなてん」と読みましょう)という地名があり、JR西日本の学研都市線の駅にも放出(ここも「はなてん」と読んでもらいたいです)という駅があるのです。放出(まだ「はなてん」と読んでください)は学研都市線だけではなく、おおさか東線も乗り入れており、新大阪に行ったり、久宝寺に行ったりすることもできます。以前は放出(後生ですから「はなてん」と読んでくださいませ)中古車センターという中古車屋さんがあり、今をときめくビッグモーターが株式をごそっと買い取って完全子会社にしてしまいました。若干エロいCMが有名ですし、関西電気保安協会と同じく、大阪人には放出(「はなてん」と読みましょう)中古車センターは独特の節回しでないと発音することができないという呪いがかけられています。
とにかく、放出(まだまだ「はなてん」と読んでもらいとうございます)は中古車が有名過ぎて他に何か名物はないのかと思われるかもしれませんが、別に放出(「はなてん」です)まんじゅうがあるわけでもなく、放出(「はなてん」です)せんべいもありません。いや、あるのかもしれませんが私は知りません。とにかく、処理水を放出して海が薄くなるのはけしからんので塩を入れましょう。合掌。