最近は草むしりの傍ら、大阪万博のパビリオンを片っ端からぶっ壊すお仕事に邁進しております。タイプＡだけではなくタイプＸまで出てきて、ぶっ壊すのも一苦労です。
詳しくない人のためにご説明させてもらうと、タイプＡというのは言うなれば注文住宅です。土地だけ渡して建物は自分で建ててね♡みたいな。お金持ちの親に援助してもらいながら頭がお花畑の新婚夫婦がわーきゃー言いながら好き勝手に姉歯さんに設計をお願いしたら、信じられないほど使いにくい家が出来て「ぎゃー！」と叫ぶのが注文住宅です。建築士さんのアドバイスもきちんと聞きましょう。ただし、鉄骨を抜きましょうというアドバイスに耳を貸してはいけません。
一方、タイプＸというのは言うなればタマホームです。ただし、内装なんかはそこそこ自由にしてもらって結構です、というものです。とはいえ、出来合いのモノはよくよく考えて作られていますから使いやすさは満点です。ど素人が注文住宅で好き勝手してアホみたいに使いにくいモノよりも、たくさんの人に買ってもらうためにプロがガチガチに考えて作った出来合いのモノのほうがよかったりするのは、言うなれば当然のことです。
ビフォーアフターみたいな番組で、たまに頭のおかしい匠が狂った設計でお風呂をまたがないとリビングに行けない、昔の小学校のプールの腰洗い場か！と言いたくなるような家を作ったりしますが、出来合いの家ならそういう心配はありません。オリジナリティというのは時には良さもありつつ、大きい買い物であればあるほどオリジナリティが諸刃の剣になったりするので注意しましょう。
なんだか話がそれました。とにかく、大阪万博のパビリオンを夜な夜なぶっ壊して、2025年の開催を阻止し、ごみちゃんが大好きなミャクミャクが長いこと活躍できるようにするわけです。できることなら、大阪万博なんてやめてミャクミャクランドをつくる方向に話が進むようにしたいと思います。頑張りましょう。合掌。
