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納期を守れ!

納期は守らねばならない。とはいえ、納期の1週間前に余裕をもって納品しないといけないとまでは言いません。納期ぴったりに納品すればよいのです。

お仕事をするうえでまず決めるべきことは納期です。ぺろーんと書類を渡されて「コレ、ちゃちゃっとやっちゃってね、頼むよ。」なんて漠然とした擬音だらけのちんぷんかんぷんチンパンジーな指示を受けた場合、最低限「納期はいつまでですか?」と聞いておかねばなりません。そこで「そんなの、ちゃちゃっとだよ」といい加減な返事が返ってきたら「ですから、納期は何年何月何時何分ですか?!」と言い返さなければなりません。納期のない仕事ない仕事なんて仕事ではないのです。毅然とした態度で臨みましょう。「そんなの今すぐだ!」「今すぐなんて無理です!」「もういい!」相手が怒り狂って、書類をひったくって引き下がったら仕事を受けずに済んでラッキーです。

話がとっちらかってしまったので戻します。お仕事をするうえで大切なのは納期です。これは誰もがご納得いただけることでしょう。そこで今回糾弾しようと思うのがガウディが設計したサグラダファミリアです。着工は1882年3月19日、もともとはフランシスコ・ビリャールという建築家が設計を引き受けていたのですが、翌年に意見の対立から辞任。白羽の矢が立ったのがガウディだったのです。それは別に構いません。とはいえ、お仕事をお願いする教会も「納期はいついつまでに!」と決めておくのが筋というものです。そして、その納期に間に合うようにガウディも設計を行い、あとはゼネコンが工事全体をとりまとめ、スケジュール管理を行わねばなりません。設計を引き受けたガウディもガウディで死ぬまで設計を続けたとか言われていますが、そんなもんは仕事ではありません。教会も教会でずーっと完成しない、いくらお金がかかるかわからない、そんな仕事をさせるべきではありません。しかも、バルセロナ市に建築許可を得ずに工事を進めていた*1というあんぽんたんな状況です。鉄筋コンクリートでもなんでもええからとにかくお城の形をしてたらええねんというむちゃくちゃ理論で造られた今の大阪城を見習ってもらいたいものです。合掌。

*1:正確には1885年に建築許可を受けていたが、許可を出した自治体がバルセロナに吸収合併された際必要な更新がされていなかった。