ぐわぐわ団

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毛髪供養

「床屋発祥の地」とされる下関市で、髪の毛に感謝し店を訪れる客の健康を願う毛髪供養祭が行われたそうです。日本というのはなんでもかんでも供養したがります。永代供養、水子供養、ペット供養、お墓や仏壇なんてのを供養するなんてのもあります。人形やぬいぐるみなど捨てるのが心苦しいものをどうにかする供養もあります。

そんな折、毛髪供養なんてものまであると知り、もはやこの世に供養できぬものなどないのではないかと思った次第です。というわけですので、いろいろと供養したらよいのです。

中国では安いEV自動車を作りまくったはよいものの、売れないわ、使い道もないわでどうにもならずに山積みにして廃棄している「EV墓場」というところがあります。ここでEV供養をしてあげたらよいのではないでしょうか。

使い古した飛行機がずらずらっと並べられた「飛行機の墓場」という場所もあります。アリゾナにある砂漠は乾燥していて飛行機を置いていても錆びる心配もなく、地盤が硬いので重い飛行機を置いていても沈むこともありません。砂漠なので誰も住んでいないですし、飛行機を置いておいても問題なしということでどんどこどんどこどんどこどんどこ飛行機を置いていったら4000機もの飛行機が並んでしまったという、とんでもない場所なのですが、ここで飛行機供養をしてあげたらよいのではないでしょうか。

今はスマホで何でも見ることができる時代ですから、河原で拾ったカピカピのエロ本なんて大切に保管している人はいないと思うのですが、ご高齢の方であればそのようなカピカピのエロ本を大切に保管していたりもするでしょう。「今日の私はちょっとばかしエロティシズミング」みたいな、阪神優勝で道頓堀に飛び込もうとするアホを100人ほど煮詰めたようなポエムの横に岸壁の母みたいな女性が申し訳なさそうに衣服を脱いでいたりするような内容のエロ本。このようなエロ本もしっかりと供養してあげたらよいのではないでしょうか。

供養することはよいことだ。いつの日か、ぐわぐわ団も供養される時がくるのでしょうか。乞うご期待。合掌。