ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

寒くなってマオリ族

寒くなって参りました。タイトルは寒くなってマオリ族となってしまいましたが、寒いので仕方ありませません。勘弁してください。

そして、寒さでツラい時期がやってきたと言っても過言ではありません。古傷が痛みます。持病のしゃくも出てきます。ていうか、持病のしゃくって何でしょね。よく時代劇で女性がゲッホゲッホ咳き込んで道端ジェシカに倒れていて、松平健介が「どうしましたか、お嬢さん」と声をかけると「いえ、何でもありません。ただ、持病のしゃくで……」「おお、それは大変だ。今宵の伽を命ずる」みたいな流れになるじゃないですか。あの持病のしゃくが何なのか、西洋医学ではどのような病気なのか、知っているようで知らないですし、調べるのも面倒なのと、知らぬが仏とも言いますし、知らないようにしているのです。

世の中には知らないでいるほうが幸せなことがたくさんあります。知ることで嫉妬や妬みが生まれます。知ることでしるこサンドが食べたくなります。知ることで嫌な気持ちになったりもします。寒さだってそうです。夏の暑さを知っているから、寒さが身体に堪えるのです。とはいえ、夏の暑さも冬の寒さを知っているから身体に堪えるのであって、むしろ温度という概念を知らなければよかったのではないかと思うのです。

そう考えると、温度を発見したアホはどこのドイツ人だ!と声をあげて問い詰めたくなります。Googleで適当に調べてみると、どうもアンデルス・セルシウスというスウェーデン人学者のようです。ドイツ人ではありませんでした。ドイツの科学力は世界一とか言っているくせに、温度を発見したのはドイツ人ではなかったのです。ドイツ人には猛省を促したい。

というわけですので、寒さが日に日に寒くなっています。急に寒くなってしまって、今まで短パンにランニングという格好で過ごしてきた裸の大将は一体どうしたらよいのかと思いますが、裸の大将は基本短パンにランニングです。短パンにランニングだからこそ裸の大将なわけで、ユニクロのヒートテックスマートパンツにウルトラライトダウンジャケットを羽織っていたらもはや裸の大将ではなく、ユニクロの大将になってしまいます。それでは芦屋雁之助が浮かばれません。合掌。