ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

世界の歴史も学ぼう

先日、ぐわぐわ団で日本の歴史について学びましたが、今度は世界の歴史を学びましょう。

とはいえ、人間は前を向いて歩くようにできているのです。後ろに目はついていません。時間は決して戻ることはありません。未来を向いて生きることが人間の宿命といっても過言ではありません。過去を振り返ってどれだけ後悔しても、どれだけ反省しても、どれだけ罪を償おうとしても、過去が変わることはないのです。また、今この瞬間こそ現実であり、1分前はもう過去のことなのです。歴史を学ぶことが過去のことを学ぶことであるとするならば、今日の朝の自分は何をしていたのかを学ぶことも歴史を学ぶことでもあるのです。

世界の歴史を学ぶというのは、自分の人生を振り返ることでもあり、他の人たちの人生を振り返ることでもあります。それこそ、世界中の人の人生を学ぶことなのです。西暦何年に何があったとか、そんなことをちくちく覚えても意味はありません。今まで生きてきた人たちの生き方を、生き様を、考え方を、そして人生そのものを学ぶことが歴史を学ぶということになるのです。

人類がこの世に発生してから今までにたくさんの人がつがいになってなんやかんやして子どもを作り、今まで人類という種を現代までつないできたのです。そんな過去から現在に至る全ての人たちの人生を振り返るためには膨大な時間が必要となります。しかも資料が残っていればよいですが、過去の人になればなるほど調べることが大変になります。資料を集めるだけでも膨大な時間と手間がかかりますし、世界の資料ともなれば、日本語で書かれているわけもなく、様々な言語を学ばねばなりません。しかし、言語も永遠ではありません。2022年の2月17日、チリの先住民族「ヤーガン族」の女性が亡くなりました。この女性は「ヤーガン語」の最後の話者であり、お亡くなりになってしまったため、言語がひとつなくなってしまったことになります。日本語も数百年後にはなくなるかもしれません。言語がなくなるということは、もはや歴史の喪失といっても過言ではありません。

もはや、スケールが壮大過ぎて何がなんだかわからなくなりました。あんまり難しいことを考えず、山川の世界史の本で勉強したらよろしい。合掌。