AmazonでKindle本のポイント50%還元セールみたいなのをしてまして、調子に乗ってホイホイといろんな本をポチっております。
で、こんな本を買いました。まだ読んでいる途中ですが、私の人生においてこれまでも、そしてこれからも南米のベネズエラに行くことはないでしょう。フランスは地元ですからちょいちょい行ったり来たりするのですが、ベネズエラはさすがにない。
読んでいる途中ではありますが、とにかくめちゃくちゃなんですよ、ベネズエラって。びっくりするほどの支持率で大統領になったキャベツというおっちゃんがそりゃもう好き勝手し放題に大暴れした結果、石油はサウジアラビアよりも埋蔵量があるというのに生産量はずたぼろに下がるし、年間13万%のインフレは起こすし、治安はめちょんこ悪くなるし、よくもまぁここまでひどくなるなぁと思うわけです。それもこれも支持率バカだかい大統領がいたからというのがおもしろい。こんな駄文を書いている時間も惜しいぐらいに本を読み進めたいわけです。
もしかして、支持率が高い人が権力を握るとろくな事がないのではないかと思ったりもするわけです。見かけ上でも実際でもなんでもいいのですが、支持率が高い人が権力を握った例を出すと、まず思いつくのはロシアのプーチン、北朝鮮の金一家、中国の習近平、日本の小泉純一郎なんかだと思います。郵政民営化とか聖域なき構造改革だとかの暴虐の限りを尽くし、結果ろくなことになってないわけです。そういえば、田中眞紀子を外務大臣にしたりもしてましたね。
そう考えると、支持率なんて高くなくて、何も決められないぐらいのほうがよいのかもしれません。今、官房長官を更迭するとか何とかで岸田政権がぐっちょぐちょになっていますが、これぐらいのほうが安心して見ていられます。森喜朗みたいに支持率8.6%とかいくとさすがにちょっと心配になりますが、今の岸田内閣の支持率ぐらいがちょうど良いのではないかと思ったりもするのです。支持率が高くなるとろくなことがない。覚えておいて損はありません。でも、私が総理大臣になったら支持してください。合掌。