ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

予定の確認が重要!カレンダーどおりっスよとは何を言っているのか

よく年末年始の予定を聞かれて「カレンダーどおりっスよ」と答える人がいますが、そういう人に対して烈火の如く問い詰めたい。なんなんだ、カレンダーどおりって!

何に対してそんなに怒っているのか、アンガーマネジメントはどうしたと思われた方、まぁゆっくり聞いてください。カレンダーをじっくりと眺めましょう。カレンダーといえば下のほうに日付と曜日、上のほうにプリキュアが描かれているかと思いますが、それだけなのです。休みかどうかなんて書いていません。月曜日や火曜日などと曜日こそわかるものの、その日が休みかどうかはどこにも書いていません。カレンダーどおりっスよと言っている人は何を見て答えているのでしょう。

別に土曜日だからといって万人が休みではありませんし、日曜日でもお仕事をする方は多いです。そして、水曜日は不動産関係関係の人が休みだったりするので水曜日のゴルフ場は結構賑わっていたりするのです。鉄道関係の方達だともっとややこしくて曜日関係なく泊まり勤務や日中の勤務がぐちょぐちょと入り組んでいます。

つまり、曜日に休みという概念は含まれていません。土曜日と日曜日は休みだというのは「カレンダーどおりっスよ」と言っている人が世の中にはいろいろな人が働いていて、土曜日と日曜日が休みとは限らず、むしろ土曜日と日曜日は労働する日である人がいるという想像力に欠けた発言であると言わざるを得ません。猛省を促したい。

ていうか、もともと土曜日は「半ドン」と言って、午前中はお仕事だったのです。「半ドン」の半は半分の半で、ドンは昔は役所が正午に大砲をドカーンと撃ってみんなに正午であることを伝えており、その音のドンの由来だったりします。ただ、大砲に当たって家やビルが破壊されて死者が多数出てシャレにならなかったので1988年に法律で禁止されました。そのため、令和キッズは半ドンなんて言葉は知らないと思います。昭和という時代、正午は大砲の弾が自分のほうに飛んでこないか心配し、怯えて暮らしていたのです。怖い時代だったのです。合掌。