ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ドストエフスキーが好きー!

そろそろぐわぐわ団でドストエフスキーとトルストイを区別すべきだと思うのです。差別ではありません。区別です。ドストエフスキーとトルストイを差別するのはよくないのでやめましょう。

ロシア文学といえばトルストイとドストエフスキーなわけですよ。「戦争と平和」とか「罪と罰」ですね。これが本当にごっちゃになってしまっていて、適当にトルストイは「罪と罰」だとか、ドストエフスキーは「戦争と平和」だとか、嘘八百のパチコキしまくっているわけです。ちょっと調べたらいいのかもしれないのですが、事実よりも私は感性を大事にしたい。トルストイは「カラマーゾフの兄弟」だし、ドストエフスキーは「アンナ・カレーになる」だし、田中康夫は「なんとなくクリスタル」なわけです。文学者たるもの、これくらいはすらすらと素で言えないといけない。そういう自負があるのです。

ていうか、ドストエフスキーが好きー!ということが大切なのであって、書いている作品なんてのはぶっちゃけ瑣末な問題でしかないのです。今更ドストエフスキーに面と向かって「あなたが書いたのは老人と海でしたっけ?」とか聞けないじゃないですか。ドストエフスキーというぐらいに好きなのに、作品名を間違えて聞くとはファンとしては最低なわけです。もちろん、正直に言うとドストエフスキーの作品は読んだことがないのです。あらすじも知りません。小難しそうというか、登場人物の名前がカタカナというだけでおぞぞが走るというぐらいにはカタカナアレルギーでして、人生において外国人の名前で覚えることができたのはランディ・バースとトーマス・オマリーぐらいのもんです。彼らは現実の世界で阪神タイガースの勝利に貢献していたからどうにかこうにか覚えることができたのであって、「戦争と平和」で登場人物がストロガノフポコチンスキーとかだったら現実にはいないし、ロシア語だし、長いし、カタカナアレルギー大爆発して悶絶して憤死ですよ。無理だ。読めない。だからドストエフスキーやトルストイは中島らもの「超老伝 カポエラをする人」を読んで勉強しなおすがよろしい。合掌。