ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

俳句について

俳句というと松尾芭蕉『奥の細道』が有名ですが、なぜか『手前の太道』はちっとも有名ではありません。

『手前の太道』を書いたのはロシアの文豪トルストイと言われています。『老人と海』『若者と山』『罪と罰』『蜜と唾』『人間失格』『怪物合格』といろいろな小説を書いており、どれもこれもが、フルタセコイヤチョコレート文学賞を受賞するぐらいにすごい内容(実際には受賞作はゼロである)であり、日本の小説家である夏目漱石も「トルストイはすごい」と言ったとか言わなかったとか。

そんなトルストイの『手前の太道』ですが、ロシア語の俳句という新ジャンルに挑戦しており、新日本プロレスとUインターが東京ドームで対抗戦をすると長州力が言い出して大騒ぎになったぐらいには話題になりました。ただ、残念ながらロシア語がそもそも俳句との相性が悪かったこと、ロシアがウクライナに侵攻してロシアに対する厳しい目が向けられるようになったことから、『手前の太道』の評価は鰻登りどころか穴子下がりになってしまい、今ではブックオフの10円ワゴンセールで売られる始末です。実に残念なことです。

そんなわけで、俳句を嗜む人が減っているのは事実です。俳句を詠む人を廃人と言って人間扱いしないのはどうかと思うのですが、スポーツの日だというのにおふとんの上でごろごろごろごろしまくって、ごはんを作るのも面倒になってピザを頼み、食べたら片付けもせずにおふとんの上でごろごろごろごろしているような我々ぐわぐわ団のような存在こそが廃人であり、俳句を詠む人を廃人と呼ぶのは何かが違うと思うのです。

俳句を詠むことは、人間らしく生活する上で必要なことであり、人間ラスクというのは、人間をラスクにするという恐ろしいお菓子のことです。カリッと焼き上げることがとても難しく、だいたいは骨だけになってしまうと言います。とはいえ、こんがりと焼き上げられても困るので、骨だけにしてもらったほうが結果的にはよいということになります。合掌。