ぐわぐわ団

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中年と空

ウサオジさんからこのようなはてブコメントを頂きました。

若者と山 - ぐわぐわ団

もしよろしければ今度は『中年と空』についても解説していただけませんか!

2023/10/29 21:40

かしこまりました。20性器最後の名作と言われた『中年と空』について解説させて頂きましょう。

『中年と空』はロシアの文豪・ドストエフスキーがトルストイと合体して書いたライトエッセイです。ドストエフスキーとトルストイが合体したので名前がどうなるのか問題が生まれ、最近ようやくドストイでええとちゃうんという話でまとまりかけています。ドストエフストイや、トルスキー、トルストエフスキー等、色々な名前が候補にあがっては消え、あがっては消えしていたのですが、だんだんみんな面倒になってきたようです。というわけで、あと50年ほど経てばドストイで丸くおさまるのではないかと言われています。

さて、ドスコイの書いた『中年と空』ですが、書かれている内容は「水虫になったけどお茶の葉で治った」とか、「亡くなった爺さんの死に顔がおもしろかった」とか、「別れ話の現場で近くにいたおっさんが「私のパンツはほんのり黄色です!」と叫んだ」とか、かなりのオモシロエッセイになっています。

また、作中に出てくる中年ラスコーリニコフは「一つの微細な罪悪は、百の善行に償われる」「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」という考えを持つ、いわゆる厨二病であり、こじらせた中年はもはや救いがないという重い悲しみも描かれています。

それはそうと、先日『ライ麦畑でつかまえて』について話をさせて頂きましたが、あれからもっと調べた結果、そもそも日本ではほとんどライ麦は生産されておらず、「ライ麦畑でつかまえて」と言われた場合、相当困難であるという結論に至りました。

皆様方におかれましては、「ライ麦畑でつかまえて」などと無茶は言わないようにしてもらいたいと思います。富田林警察から脱走した樋田淳也さんなんて「ライ麦でつかまえて」どころか「大阪府でつかまえて」もできず、結局山口県でつかまったのですから。合掌。