ガリレオ・ガリレイという人をご存知でしょうか。
「近代科学の父」とか「天文学の父」とよばれたり、天童説を唱えてキリスト教から目をつけられたりした人です。珍島物語なんかが有名です。ちんこ物語ではありません。最低だ。
そんなガリレオ・ガリレイですが、なにか違和感を感じませんか?
ガリレオ・ガリレイ
そうですね。鈴木鈴子さんと同じ何かを感じますよね。田中棚男さんとか、佐藤聡子さんとか、伊藤糸子さんとか、佐々木笹男さんとか、ちょっともやっとしますよね。親御さん、もう少しだけ名前をつけるときに考えなかったのでしょうかと。ラッパーじゃないんだから、そこまで韻を踏む必要ないよねって。
小学生のとき、絶対あだ名「ガリガリくん」ですよ、かわいそうに。小学生はこういうのは見逃しませんので「お前の名前、ガリレオ・ガリレイ……ってガリガリやん!今日からお前ガリガリくんな!」「ぼ……ぼくはガリガリくんじゃないやい!」って喧嘩になって、でもみんなからガリガリくんって言われて数の暴力で対抗もできなくて、小学生の間はずーっとガリガリくんと呼ばれてて、もちろん中学校も同じ校区の中学校に通うもんだからガリガリくんで、高校でようやく進学校に進めて小学校から同じという同級生はほとんどいなくなるから普通にガリレオくんとよばれるようになってホッとしているけれど、成人式や同窓会なんかに出席するとまたガリガリくんって言われて、そのときに体重が激増していた場合は本当に最低で「えー、ガリガリくん、なんでそんなに太ってるん!ヤバい!」とか言われるわけですよ。
それでもんにょりして精神ズタズタにされて地元の知人と会うのがものすごくイヤになって、実家にも帰らなくなるわけです。
そんな未来が見えるので、ガリレイ家は子どもにガリレオと名付けるのは控えるべきではないでしょうか。もちろん、ガリクソンなんて名付けても同じ未来が見えるのでおすすめできません。三男ぐらいでよいのではないでしょうか。合掌。