ぐわぐわ団

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お代理様とお雛様

お雛様って何なんでしょうね。姫ならわかるんですよ、でも雛。香川県には骨付鳥って料理があって、これがめちょんこ美味しいわけですよ。その骨付鳥って親と雛の2種類があって、親というのは固いけど味が濃い、雛というのは柔らかくてあっさりとしていて、私的には雛のほうが好きなんですけど、そんな雛なんですよ、ひな人形のお雛様って。

それよりもおかしいのがお代理様です。部長代理とか、課長代理とか、いわばポスト不足を解消するためにとりあえずおかれた役職なわけですよ。これもいろいろとヘンテコで、部長代理や課長代理は普通にいるのですが、係長代理とか、主任代理っていないんですよね。バイトリーダー代理なんてのもあんまり聞きませんし、私が会社を設立して経営するとなれば、とりあえず「なんとか代理」なんて役職は作らないようにしたいなと思っています。だって、あんまり嬉しくないじゃないですか。せっかく役職をもらっても「課長代理」とか……ねぇ。結局俺っちは課長の代わりでしかないのかよ!と憤慨されても困るわけです。それならむしろ全く別の役職を作ったほうが喜んでくれるのではないでしょうか。モンキッキーとか。

「○○くん、君にはモンキッキーを命ずる」とか辞令を出すの。すぐに辞表を出されてしまいそうですが、そこはまぁ仕方がありません。名刺の肩書きのところにモンキッキーって書かれるのはツラいかもしれませんが、それは試練と思って乗り越えて成長していただきたい。まだ肩書きですからマシでしょう。細木数子に名前をモンキッキーにされたり、ハッピハッピーにされた人もいるわけですから、マシといえばマシでしょう。

そんなわけで、お代理様ってのはあくまでも代理ですから、本物の何かがいるわけです。それが誰なのかはわかりませんので困るのですが、雛と代理を並べて祝うというよくわからない祭りが開催されて、ひなあられを年の数だけ食べて、鬼に向かってぶん投げるわけですから、世界の奇祭と呼ばれるのも時間の問題ではないかと思うのです。合掌。