ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

兵庫県知事選挙の結果について思う

わからん。

何がなんだかさっぱりわからん。

あまりにもわからないので、私がお話することは一切ありません。何が正しくて、何が間違いで、何が起きて、何が真実なのか、さっぱりわかりません。ひとつ言えるのは、県議会議員の全員から不信任を叩きつけられて失職した知事が県民に信を問うて再度知事に当選したということだけです。あまりにもわからないのでモノを書くにも書けません。

ただ、何となく世の中の雰囲気がこんな感じになってました。

既得権益を守るために不信任を叩きつけた議員たちvs 孤立無援で正義を貫く前知事

こういう時って判官贔屓しちゃうものなのです。弱い立場の人を応援したくなるものです。それは今までがそうだったのでわからなくもありません。ただ、本当に正義を貫くために立ち上がったのか、人間の内心というのは見えませんからわかりません。

わからないまま、気がついたらやたらと盛り上がってしまって「ネットの勝利だ!メディアの敗北だ!時代が変わる!」とシュプレヒコールをあげる人たちがネットで大騒ぎです。ただ、本当に何もわからぬままです。わからないことがわかっただけです。いわゆる無知の知という状態です。いや、私がわからないだけで他の人はわかっているのかもしれません。それすらもわからない。

わからないことが起きると人というのはオチョンチョンに望みを託すと言います。上のイラストの「アメリカ大統領」の部分は「兵庫県知事」に置き換えてください。だからどうしたという話ではあるのですが、つじつまを合わせたかっただけです。ご安心ください。

まけもけには政治がわからぬ。まるで太宰治の小説『走れエロス』の冒頭部分のようですが、わからなうものは仕方がない。ただ、県議会は全員前知事に不信任を突きつけた相手であり、知事が議会運営をどう進めるのか、県政をどう動かしていくのか、どちらにせよ困難が待ち構えていることには間違いありません。これからの兵庫県に期待したいと思うとともに、兵庫県が弱体化した今こそ大阪府は尼崎市を奪い返すべきであろう。合掌。