ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

痛み伴う改革を!!

どっかの誰かが「痛み伴う改革を!!」と言っていました。

このどっかの誰かなんですが、病気になってしまって、どうしても手術しないといけなくなったとき、麻酔はしないのでしょう。

「痛み伴う治療を!!」と言って、麻酔なしで手術に臨む気満々なんでしょうね。

麻酔なしで開腹手術なんてしようもんなら、腹圧で内臓がどばーっと出てしまって、治療どころの騒ぎではありません。間違いなく死んでしまいます。

昔の武士が切腹するのは、死ぬ時なのです。切腹したけど、後からお腹を縫い合わせて無事生き残りました!なんて話はとんと聞いたことがありません。痛みの伴う治療というのは死と隣り合わせなのです

話が少々おかしな方向に行ってしまいましたが、要するに「痛み伴う改革を!!」なんてアホなことを言いなさんな、ということなのです。改革をするのはやぶさかではないですし、するならするできちんと麻酔を使うなりして、痛みの伴わないように、やさしく、丁寧に、じっくりと改革をしてもらいたいと思うのです。

痛みの伴う改革なんてのは、ぶっちゃけアホでもできるのです。

「今日から消費税を10000%にします!」

「法人の内部留保に課税するなど生ぬるい!国民の全財産に100%課税して借金返済します!」

「これで将来の世代に借金を残すことはありません!」

ものすごく痛みが伴いますが、これできれいさっぱり将来世代に借金を残すことはありません。痛みは伴いますが、強制的に借金返済に回してしまいましょう。それで全て解決です。若い世代に借金のない、きれいな国を引き継ぐのです。

本気で適当なことを言っているだけなので、あんまり本気になって考えないでください。わかっているようでわかっていないのと、ここはぐわぐわ団ですから、むちゃくちゃな事を言って、わははと笑っておしまい。それぐらいのスタンスでよいのです。

「そうだ!国民の全財産に100%課税すれば、借金は全額返済できるじゃないか!」

と気がついて、政党を立ち上げて、選挙に出馬するようなことがないよう、くれぐれもご注意ください。「痛み伴う改革を!!」をスローガンに、豪快に日本の借金問題を解決してやろうなどとは思わないでください。

そんなことをして、みんながノリノリになって、選挙で大勝ちしてしまった挙句に、財産100%課税なんてしちゃった日には、私たちの生活は物々交換の生活になってしまうのです。それでもいいような気がしないでもない。合掌。