いつも、ぐだぐだな文章ばっかり書いているぐわぐわ団の団長・まけもけさんですが、実はちょっと難しい本を読もうとして、眠たくなって、意識が飛んで「ふあっ!」ってなるんですよ。椅子から転げ落ちそうになって、びっくりして目が覚めて、そういえば難しい本を読んでおったな……と思い出すわけです。難しくなればなるほど、その回数というものは増えていき、数分に1回は意識が吹っ飛んで、がっくんってなるのです。というわけで、金曜日に買ってきて、寝ながらもなんとか読んだ本がこちら。「東芝 粉飾の原点」という本です。
一時期、ブームになりましたよね、『チャレンジ』って言葉。3日で120億円の利益改善なんてむちゃくちゃなことを社長が要求して、めちゃくちゃな方法でチャレンジ成功みたいな。私も3日で120億円稼ぐ方法があるなら、是非チャレンジしてみたいと思うのですが、なにぶん凡人なものでチャレンジの方法がわからないのが残念です。
小さなことからコツコツと。何事も積み重ねです。
東芝がなんで大変なことになったのか。まず、実力者だった社長が見栄を張ってどっかーんと大きな投資をしたところ、それが思わぬ大失敗。それを隠すために、歴代社長が揃いも揃って子犬がきゃんきゃん鳴くように、数字を上げろ!利益を出せ!お前の事業部リストラすっぞ!と下に圧力かけまくってたら、全社でパワハラ大流行。家電も医療機器も売り払った挙句に「サザエさんのスポンサーは継続したい」と言い出す始末。トップが小物だと大きい組織がぐっちょぐちょになるという典型みたいな話です。
そうそう、東芝社員の親御さんが見たら、絶対心臓が止まりますよね、福武書店の「こどもちゃれんじ」。ヤフーニュースのアプリでちょいちょい目にします。むちゃなチャレンジはしなさんなよ、とらじろう……