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鼻水が止まらない

注:本稿は医学的根拠の全くないデタラメな記事であるという点を十分ご理解頂いたうえでお楽しみください。

「鼻水が止まらない」、風邪の諸症状のひとつであったり、花粉症の症状であったり、よく聞く話ではありますが、放っておいてはいけません。命に関わります。どのように命に関わるか、今からきちんと説明をさせて頂きます。

まず、「鼻水が止まらない」と言っても漠然とし過ぎていますので、もう少し詳しく考えましょう。まず、どの程度の量の鼻水が出続けているのかをきちんと測定する必要があります。仮に1分間に10mlの鼻水が出ているとします。血液の出血による致死量はおおよそ2000mlですので、2000mlに達するまで3時間20分。鼻水も血液と同じ体液であることに変わりはないので、2000mlの鼻水が出ると死ぬ可能性が高くなります。前提として「鼻水が止まらない」以上、3時間20分しか時間がないのです。それまでになんとかして鼻水を止める必要があるのです。

「鼻水が止まらない」と訴えている人に対しティシューを渡して「鼻をかみなさい」と促すのは、何の解決にもならないどころか、「死になさい」とナイフを渡しているのと同じ意味になるのです。自覚がないこととはいえ、恐ろしいことです。

「鼻水が止まらない」患者に対して、まずすべきことは鼻水の流出を食い止めることになります。ただし、鼻に栓をして物理的に止めたとしても、口に逆流する可能性も十分あります。あくまでも、鼻水そのものの流出を止めるための処置が必要なのです。

それでも、鼻水が止まらない場合は、輸血ならぬ輸鼻水が必要になります。鼻水が止まらずにどんどん出て行くのですから、それに足る量の鼻水を補う必要があるのです。

ただし、献血により輸血は広く一般的に行われるようになりましたが、残念ながら献鼻水は普及していません。人口鼻水もまだまだ実用レベルには届いていません。血液と同様、鼻水も献鼻水により集める必要があるのですが、世間一般の理解はまだまだであると言わざるを得ません。命に関わる話であるため、早急に国を挙げての対策が必要です。

「鼻水が止まらない」症状を軽く考えず、真剣に考えなければなりません。鼻水量から逆算し、2000mlの鼻水が出るまでの残り時間を計算したうえで、適切な治療を施さねば命に関わるということを胸に刻んでおきましょう。合掌。