歯みがきは食後にするもので、食べカスを落とすのが目的だと思っていたのですが……ぜんぜん違いました!びっくりです。
もともと奥歯のほとんどが銀歯な私なのですが、一昨年の天皇誕生日におにぎりを食べていたら詰め物が取れてしまい、そこからほぼ半年の間、歯医者さんに通うことになりました。3年近く歯医者さんに行ってなかったのでエラいことになってるし、親知らずも抜いてしまいましょう!ってなってしまって、これまたエラいことになりました。
その後、歯みがきアプリを使って、きちんとした歯みがきをしようとしたり、いろいろと頑張ったんですよ。
私が使っているアプリです。5分間しっかり集中して歯みがきができます。子ども向けアプリではあるのですが、大人が使うのもアリです。適当にちゃらら〜んと歯みがきするぐらいなら、このアプリを使ってがっちりと歯みがきしちゃいましょう。
それはそうと、冒頭の文章に戻ります。
朝の歯磨き「朝食後」にしていませんか? 正解は「起きてすぐ」!
こちらナカタコマチさんのブログ「ママは歯科衛生士」で目から鱗なのです。ただ、私は半魚人ではないので鱗はありません。目から鱗が比喩表現だとご理解ください。
歯をみがく目的を一言でいうと、虫歯や歯周病にならないために「細菌のかたまり」である歯垢(プラーク)を取り除くことです。
この短い文章の中に歯みがきの本質がビシッと書かれています。食べカスを落とすのが目的ではないのです。そんでもって、歯の敵である歯垢がもっとも多く繁殖する時間が「朝起きてすぐ」という事実。となると、歯みがきをすべき時間が「起きてすぐ」なのは論理的に考えて当然ということになります。
理由もなく、なぜだかよくわからないけど「ごはんを食べたら歯みがきをしましょう」と言われても、人間というのはそもそも天邪鬼なところがありますから、そこまで言われると余計にしたくなくなるものなのです。特に、自分で納得できていないこと、理解できていないこと、人から言われるがまま、なんてのがもんにょりなんです。
でもでも、今回ナカタコマチさんのブログで腹に落ちました。朝起きてすぐに歯みがきをするようにしてます。寝呆けてるところで歯みがきするのは大変なのですが、虫歯になったり、歯周病になったりすることを思えば、ちょろいもんです。
20歳になっても80本の歯を保とうという2080運動という運動があります。歯みがきをきちんとして、歯の健康を保ちましょう。合掌。