村上春樹の小説「1Q84」ですが、フォントによってはパッと見「IQ84(あいきゅーはちじゅうよん)」に見えます。これまた話題にするにも微妙な数字です。IQは100が平均レベルで、IQが85から115の範囲なら普通レベルと考えてよいそうです。となると「IQ84」は実に微妙なんです。村上春樹はこのギリギリのさじ加減を狙っていたのかもしれません。
村上春樹の持つ絶妙なバランス感覚をぐわぐわ団が有しているはずもなく、狙った獲物は逃しまくることで有名だったりするもので、今回の記事のタイトルはあえて「IQ8.4(あいきゅーはちてんよん)」としておきました。トリケラトプス並みの知能と考えて差し支えないと思います。
ギリギリのバランスを取るのが難しい場合に、極端な位置に移動することで笑いを取る手法です。万葉集にもこの手法を使って詠まれた歌が投稿されたものの、奨励賞止まりで結局デビューできなかった人がいました。残念なことです。
日本最古の歌集「万葉集」が今も語り継がれているように、例えば1000年後、2000年後に、90年代は小室哲哉という人が世の中の全ての歌を作っていたと語り継がれるようになるのでしょうか。どのように歴史が紡がれていくのか、私たちには確かめる術はありませんが、小室哲哉の偉大さは是非後世に伝えていきたいと思います。
突然ですが、横山弁護士の話を相方としていた時、「そういえば、横山弁護士、事故か何かにあってYOSHIKIみたいなのをしてたことがあったね。」と言い出しました。「そうそう、YOSHIKIみたいなのしてた、してた!」首のコルセットのことです。わかってしまうのが実にもんにょりです。YOSHIKIは、首を痛めないようにコルセットを巻いてドラムを叩くのです。予防医療の最先端ですよ、あれは。他のドラマーも後に続いてもらえたら、ドラマーの首も折れずに済むのです。
話がむちゃくちゃになっていますが、いつものことです。「IQ8.4」という小説を書いて、先にノーベル文学賞を受賞してしまおうかと思ったのですが、トリケラトプスが書いたような小説にしかならないので、さすがにノーベル財団のみなさんも、さすがにこれはノーベル文学賞をあげるにはちょっと……となるに決まっています。
本当にトリケラトプスが現代に生き残っていて、しかも小説を書いたとなれば話は別ですよ。そんなことがもし起これば、ノーベル文学賞だけじゃなくて、おまけでノーベル平和賞も一緒につけちゃう!ってなるはずです。トリケラトプスはいいですね、ノーベル賞をもらえて。うらやましいです。合掌。