「何よ、このメスブタ!」
日常生活でよく耳にする言葉ですが、あまり上品な言葉とは言えません。上品さで言えば羊羹3本分に匹敵するぐらいに上品な私でも、口にするのは憚られる言葉です。しかしながら、メスブタはよく耳にするものの、オスブタはなかなか聞きませんね。
「何よ、このオスブタ!」
これはいったいどういうことだろう思い、じっくり考えてみることにしました。
人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり
一度生を得て 滅せぬ者のあるべきか
突然ですが、織田信長が好んで演じたと言う「敦盛」の一節です。当時の人間の寿命が今と比べて短かったという事情もありますが、50年しかない人生を如何に生きるかを考え、結果的にむちゃくちゃしまくって名前を歴史に残した織田信長が現代に蘇り、私に人生のアドバイスをしてくれるとしたら『「何よ、このメスブタ!」はよく聞くのに「何よ、このオスブタ!」はなかなか聞かない問題』に時間を費やすべきではないと言ってくると思うのですが、あまり気にせず考えます。実に文章がごちゃごちゃする。
ごちゃごちゃ何を言っているのかと思われていると思いますが、実は結論は出ているのです。「オスブタ!」と同じ意味でもうちょっと過激な同意語があるから、そちらがよく使われるのです。
「金髪豚野郎!」
はい、懐かしい。誰が覚えているんだろう、こんな下品な言葉。
それはそうと、ドーナツが食べたい。合掌。