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おやつ

今週のお題「おやつ」

若いとき、お昼ごはんは毎日カップラーメンとパン、しかもカップラーメンのスープも全部飲み干し、パンは菓子パン、時にはロシアパンというごっついパンを好んで食べていたのです。若さというのは恐ろしいもので、こんな食生活をしていても何とかなるのです。何がなんとかなるのかはわかりませんが、とりあえず生きることができた、ぐらいの意味だと思ってください。

献血に行ったら「お前の血などいらぬ!とっとと病院に行け!」*1と追い返されたりしたこともありますし、血液検査をしたら異常値を示す記号のオンパレードだったりしたこともありますが、かと言って入院することもなければ、自覚症状もなく、ただ数字は異常値なだけで、本人はけろっとしているのですから「手に負えない」わけです。

そんな私が大好きなお菓子がポテチです。おやつはポテチでないといけません。ポテチがあれば人生はパラダイス、そう思っていました。

さくっとした歯ごたえ、ジャンキーな油っぽさ、いろいろな味のバリエーションがあっていろいろ試す楽しみ、特に大人になってから自分で稼げるようになると、ポテチを一袋まるまる自分で占有し、ざっくざっくと食べ尽くす背徳感。BIGとか書いてある袋なんて背徳感どころか罪悪感がすごいんですよ。そんな罪悪感をコーラで洗い流すわけです。ダイエットコーラなんて邪道なものはダメです。ノーマルコーラです。角砂糖が何個入っているかわからないどころか、もはや何が入っているのかわからない黒い液体とポテチ。なんて魅力的な組み合わせでしょう。一時期カルビーの株を持っていたことがあるのですが、株主優待がないので売っ払いました。株価なんていくら下がっても気にしないからポテチ送れ!という傲慢な株主だったのです。

ポテチは素晴らしい、ポテチ食わせろ、ポテチがあれば他になにもいらない、ポテチ!ポテチ!と、重度のポテチ中毒だった私、ストレス解消のためにポテチを喰らい、お腹が空いたらポテチを喰らい、何にもなくてもポテチを喰らい、ポテチを心中する!ぐらいの勢いでいたのですが、さすがに年齢を重ねてくると、ポテチ食って死ぬなんてのもどうかと思い始めたのです。

ポテチを喰らうために生きていたい、ただしポテチを食べ続けていたら間違いなく早死にする、ものすごく二律背反する命題を抱えて、苦悩しています。

適度に食べたらいいのは承知しています。でも私は、BIGを一袋まるまる自分のものにして食べたい。全部食べ尽くして、袋を口にあててパンパンしたいのです。

何を書いているか今はまだわからないナウなヤングたちよ、いずれ、私の心の叫びがわかるようになりますよ、ひっひっひ……合掌。

*1:もちろん誇張して表現しています。こんな荒々しく言われたわけではありません。