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マラソンのカロリー消費と地獄パンの苦悩

昨日はマラソン大会でしか飲むことのできないスペシャルドリンクについてお話をさせて頂きました。もちろん、嘘八百ですので話半分に聞いて頂いていれば幸いです。そして、今回もまた嘘八百どころか嘘九百のお話をさせて頂きたいと思いますが、こちらも話半分に聞いて頂ければと思います。よろしくお願い申し上げます。

マラソンというのは42.195キロをとにかく走るというエゲツない競技です。どれだけのカロリーを消費するのかというと、だいたい2000〜2500キロカロリーなんだとか。一方で人間が体の中に蓄えておくことのできるエネルギーは1600キロカロリー程度で、差し引きするとマイナスになってしまいます。

というわけで、マラソンをする場合は途中でエネルギーを補給しなくてはいけません。EV(電気自動車)で充電設備がないのに長距離を走ろうとしても、途中でバッテリー切れを起こして動けなくなるのと同じです。めちょめちょに疲れている時にスゴいAV(オーディオ・ビジュアル)を見ても何も感じないのと同じと言えば、もっと親近感をもってご理解をいただけるかもしれません。

とにかく、マラソンでは途中でエネルギーを補給する必要があるのです。そのため、マラソン大会では参加者全員にスペシャルパンが用意されています。私はマラソン大会に出場したことがないので食べたことはないのですが、とにかく効率よくカロリーを摂取するため、水分はできる限り飛ばしてあります。そして、味がついていると好き嫌いが出て食べられない選手が出てきてしまって不公平になりますから、基本は味がついていません。簡単に言うと、カロリー摂取さえできればよいので、パッサパサの超絶に不味いパンが配布されるのです。

しかし、このパンを食べなければマラソンを完走することはできません。ただでさえ走りながら大汗を書いて水分が少なくて大変だというのに、口の中の水分という水分を吸収されてしまう地獄パンを食べねばならないのです。マラソンなんてするもんじゃない。合掌。