ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

武田薬品にニヨニヨしています

「タケダ、タケダ、タケダ〜!」の武田薬品に最近ニヨニヨしています。

これまた、何にも調べたりせずに知ったかぶって書くので、信憑性ゼロだと十分にご理解いただいたうえでお読みいただければ幸いです。

とりあえず武田薬品が何をしようとしているのかというと、7兆円でアイルランドの製薬会社を買う!と大騒ぎしているのです。例えは悪いですが、マクドナルドでアルバイトをしている高校生が「ロールスロイスを買う!」と豪語しているみたいなもんです。ただし、高校生と違うのは、買おうと思えば買えちゃうんです。お金を借りたり、発行株数を増やしたり、かなり無理をしたら買えちゃうんです。だから余計にタチが悪い。

どうして、こんなに大金でアイルランドの製薬会社を買おうとしているのかというと、鳴かず飛ばずで成果が出ていない外国人の社長が背水の陣で大博打を打とうとしているとしか思えないのです。買収に成功して業績がどっかんと良くなったら「社長はすごい!」となりますから。

日産にはカルロス・ゴーンというすごい人がいますし、マクドナルドのサラ・カサノバもどん底からの建て直しに成功していたりするので、外国人社長が一概にスカタンというわけでもないのですが、ソニーのハワード・ストリンガーというとんでもないスカタンがついつい頭をよぎるのです。外国人だからすごいわけではない以上、ほんまに任せていてもええんかいな?というのが本音なのです。

そして、同じように業績V字回復を狙って、大博打を打って、ハズレどころの騒ぎではなくなった大企業の存在も忘れてはいけません。そうです、東芝です。この前、記事に書きましたが、とんでもないババを掴んでしまって、どエラいことになったのは周知の事実です。

企業買収というのは、うまくいけば業績はどっかんと良くなりますが、なかなかそんなに上手くいくもんでもありません。だって、買収されました、社長は買収先から来た人です、じゃあ頑張りましょうと言われても従業員は「うちのこと、何にも知らんくせに何言うてますの?」とへそを曲げるのが普通です。買収されたところにいたくないといって従業員や技術者がどんどこ辞めるなんてこともよくある話です。

企業買収でV字回復なんてのは値段の高い宝くじを買うようなものです。

企業買収しまくって大きくなっている日本電産という会社がありますが、あそこはダメな会社を良い会社にするために努力しまくっているからこそ成功しているわけで、「高い金出して会社買ったから業績良くなるわ〜♪」みたいなことはこれっぽっちも思っていないはずです。

というわけで、武田薬品がどうなるか、めっちょこニヨニヨ案件なのです。どうしても買収がしたいのなら、ぐわぐわ団を買収したらどうでしょうか。1兆円で売ります。今ならおまけでくわくわ団もおつけします。武田薬品のウェバー社長、もしぐわぐわ団を読まれていたなら是非ご検討ください。合掌。