終戦直後のモノが何もない時代を経験した身、お金なんていくらあっても仕方がないと身にしみてわかっているので、そんなにお金が欲しいとは思わないのですが、一生遊んで暮らせるぐらいのお金は欲しいと思っています。具体的に申しますと、5億円ぐらいでしょうか。
5億円はともかく、気分だけでもお金持ちになったつもりで文章を書いてみようというのが今回の趣旨です。「5億円なんて、はした金だ!」と言えるぐらいのお金持ちになった気分で、いろいろと書くのです。
なぜ、こんなことを言い出したのかと言うと、家の近くでロールス・ロイスの車を見かけたからです。私も以前、ロールス・ロイスの車を乗り回していたのですが、やはり大きい車は使い勝手が悪く、ハナテン中古車センターに売り払ってしまいました。「あなた、クルマ売る?私、高く買うわ。」で有名なハナテン中古車センターです。大阪ではやたらと知名度が高いのです。お色気むんむんCMの効果でしょう。
ロールス・ロイスの車を手放した私が買ったのは、軽トラです。おばあちゃんのタンスを運んだりするのに、軽トラはとても便利です。ロールス・ロイスの車でおばあちゃんのタンスは運べないでしょう、軽トラは運べるんですよ。だから、軽トラが一番オススメです。
ここで、「本当のお金持ちであれば、タンスひと棹であろうともマネーパワーでサカイ引越センターに頼んで運んでもらうのではないでしょうか?」と質問が飛んでくるのですが、その発想は庶民の発想です。本当のお金持ちは時間があり余っていますので、基本的にはすることがないのです。お腹が空いたといえば、執事や召使いが家の前のセブンイレブンにパンを買いに行ってくれますし、ブログを書きたいと言えば、角界の著名人がこぞって寄稿してくれますから、自分で何かをするなんてことがないのです。だから、私のブログは相撲のことばっかり書いているでしょう。
ですので、たまに「おばあちゃんのタンスを運ぶ」みたいなイベントが発生すると嬉々として自分で運ぼうとするのです。そんなときに、ロールス・ロイスの車だとダメなのです。おわかりいただけましたでしょうか。合掌。