2025年の大阪万博のお話。
まずは、2025年の大阪万博誘致決定おめでとうございます。大阪に住んでいるものとして、実におめでたいことです。以前、“万博なんて夢洲なんかでせんと、アゼルバイジャンですりゃええんじゃ!大阪万博は1970年に終わっとるんじゃ、何を今さら万博やねん、そんなに万博したかったら西成の三角公園で盛大にやらかしたらええねん。”とやさぐれた態度を取りましたが、斜に構えて文化人をきどるのはやめて、素直に喜びたいと思います。東京でオリンピック、大阪で万博、そしてリニアモーターカーの開通と、平成が終わる今、再び昭和が息を吹き返すみたいなことになっていて、おもしろいなぁと思います。
大阪で万博が開催されると言ったそばから「費用はどうするの?」と口にする人たちがたくさんいますが、それは野暮というものでしょう。
大阪万博に限らず、何かを始めようとすると真っ先に批判する人が出てきますが、やってもないことをむやみやたらと批判するのは愚かなことです。大阪万博が成功するのか、失敗するのかなんてのはやってみないとわかりません。2007年の大阪世界陸上みたいなあんぽんたんなことになるかもしれませんが、最初からあんぽんたんを目指しているならいざ知らず、万博を成功させようとたくさんの人が頑張っているのですから、素直に応援すればいいのです。
ぐわぐわ団にパビリオンを建てて欲しいという要請があれば、万障繰り合わせてパビリオンを建てたいと思います。ていうか、要請がなくても建てたいぐらいです。
ぐわぐわ団パリビオンは、小学校からテントを借りてきて、そこらへんで拾った石を「月の石」ということにして、展示をします。もちろん、費用はいただきません。全て、ぐわぐわ団の手弁当です。小学校の校長先生に話をつけねばなりませんし、テントを運ぶのにレンタカーも借りねばなりません。ものすごい手間なんですが、ここは人肌脱ぎたいと思います。内臓が出る。合掌。