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読んで損する楽しいブログ

マンスプレイニング

同じ戦前生まれの身であればご賛同いただけるものと思いますが、新しいカタカナ語がたいそう苦手でございます。とはいえ、新しいものを積極的に取り入れないと若人に負けてしまいます。今回は「マンスプレイニング」という言葉についてでございます。

先ほど「若人」という言葉を使いましたが、我修院達也の旧芸名・若人あきらの苗字を呼び捨てにしたわけではなく、「わこうど」と読んでいただき、若い人たちの意味で考えていただければ結構です。あまり難しく考えていただく必要はございません。

とはいえ、我修院達也の旧芸名・若人あきらの苗字なのか、それとも若い人たちの意味なのか、はっきりさせておくことは文章を書く側の責務であると考えましたがゆえ、今回このようなかたちではっきりと明記させておくことと致しました。ご了承ください。

話がいつものようにさっぱり進みませんが、今回は「マンスプレイニング」についてです。一般的には「男性が、女性を見下ろす、あるいは偉そうな感じで何かを解説すること」なのだそうです。風俗店でおっさんが腰を振りながら「こんなことをしていてはいかん!」と説教するようなものだと思います。違うかもしれません。

2008年ごろ、アメリカで登場した言葉だそうです。言葉が生まれたということは、おっさんが偉そうに女性に解説することが社会問題にでもなったのでしょう。それより、おっさんでなくても、偉そうな解説というのは聞きたくないものです。広瀬すずがめちょんこ偉そうに何かを教えてくれるという機会があれば、それはもうどれだけ偉そうであってもご講話を拝聴させて頂きとう存じますが、そんなレアキャラはごく一部です。広末涼子、綾瀬はるか、ディーン・フジオカも良しとします。それ以外の方たちであれば、基本はノーサンキューです。

とりあえず、人に話を聞いてもらいたいというのは人間の欲求というか、衝動のようなもので、基本は聞きたいではなく、話したいなのです。特に、年齢が上がるほど、その欲求は強くなるようで、戦争の話をしたら止まらなくなるおじいちゃん、おばあちゃんというのは一定数存在します。いつも同じ話になるので、うまく早送りの術を使うことが効果的です。「焼夷弾たくさん降ってきたんだよね。大変だったねえ。それで玉音放送を聞いた後はどうだったの?」といきなり戦後に話を飛ばす荒技を使ったり。

マンスプレイニングに関しては、知っていて損はないと思いますが、得もないと思いますので、覚えられる人は覚えておきましょう。合掌。