ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

びっくりするぐらいにくだらない話

びっくりするぐらいにくだらない話をします。

うっかりして、近鉄百貨店のトイレの個室に傘を忘れたんです。トイレから出て、しばらく歩いてから傘を持っていないことに気が付いたので、戻ったのです。

そしたら、誰かが個室に入っているわけです。仕方がないなぁと思って、トイレの前で待っているわけです。そのトイレ、結構人が来るのです。個室の前にぬんと立っているのも不自然ですし、入り口付近でうろうろというか、手持ち無沙汰で待っているのです。何人かの人が前を通り過ぎていくわけですが、なんというか、空いているんですね、トイレそのものは。にも関わらず、トイレの前で人が立っているのです。はっきり言いましょう、不審者なんですよ、ものすごく。不審者がトイレの前に立って、若干イライラしているわけです。警備の人に通報されてもおかしくないんじゃないかというぐらい。

個室は2つあって、片方は人が出て、別の人が入って、でもそっちは私の傘があるであろう個室ではないのです。もうひとつの個室はうんともすんとも言わないというか、中に人が入っている赤い印がはっきりと目に飛び込んでくるのですが、中の人は出てきません。その間、ずっと不審者ですよ、私、トイレの前で。

なんかね、中に誰が入っているのか知りませんし、知りたいとも思わないのですが、とにかく個室のドアをバンバン叩いて「おんどりゃ!はよせんか、コラ!」と騒ぎ立てたくなる気持ちを必死に抑えて、とにかく待つこと5分近く。

さすがにアホらしくなってきまして、縁もゆかりもない、誰か知らない人が用を足すのをただひたすら待つという行為と、傘の値段とを天秤にかけて、さすがにもういいやとなってしまいました。「メイのばか!もう知らない!」と叫んだサツキの気持ちがものすごくよくわかります。

結局、傘を見捨ててしまったわけですが、最初から見捨てておけばこんなにもんにょりしなかったのに、中途半端に5分ほど待ってしまったがために、余計にもんにょりする始末です。本当にどうしようもなくくだらない話です。愚痴みたいなもんです。すいませんでした。合掌。