ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」 』を読みました

はなさんのブログの記事を読んで、こちらの本を読んでみました。

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Kindle版もあったのですが、近くの本屋さんで売っていたので今回は紙の本で。

先に書いておきますが、私は小学校1年生から高校3年生まで欠席ゼロでした。小学生の時に水ぼうそうにかかり、やむなく出席停止5日になりましたが、それ以外は本当に風邪をひくのも土日だし、なんじゃかんじゃとありそうなものなのに、結果的に欠席ゼロ。さすがに大学ではそんなことは……いや、ほとんどの授業には出ていました。試験さえ受ければ大丈夫という授業だけは面倒だったので出席しませんでしたが、それ以外はほとんど出席していたように思います。勢いで受けた「アフリカの政治と経済」みたいな授業ですら、休まずに授業には出ていました。出ていただけで、何がなんだかちんぷんかんぷんでしたけど。

とはいえ、欠席ゼロが自慢かといえば、今となっては「どうでもいい」レベルの話で、あえて言うなら「欠席する理由がなかった」だけのことです。中学の時に転校して、新しい学校ではクラスに上手く馴染めず、微妙な違和感を感じつつも、小学校で欠席ゼロだったことが幸いしたのか、災いしたのかわかりませんが、とにかく何となく学校には行っていました。だから、文化祭がどうとか、体育祭がどうとか、そういう記憶が全然ありません。修学旅行のことも覚えちゃいません。

高校でも似たようなところがあって、クラスで何かしたとか、そういう記憶はめちょんこ曖昧です。なんとなく違和感を感じつつ、ただ、私の場合は休み時間になると部室でうだうだと過ごしていたので、たぶん逃げるところを自分で作っていたんでしょう。だから、どうにかこうにか学校に行っていたんだと思います。部室でいるぶんには楽しかったですから。

「みんなちがって、みんなかわいい」のぐわぐわ団ですから、学校に関してもムリしてまで行かなくてもいいよねと思います。ただ、今回紹介したこの本がやさしいのは、本の表紙を見てもらえればわかります。「学校は行かなくていい」の「」の部分。行けるなら行ったほうがいいよときちんと伝えています。ただただ無責任に「学校にはいかなくていい」ではないのです。でも、行けない子は行けない。そこは理解してあげるべきところだし、理解しようと努力すべきところです。

私には、給食がイヤで保育園をさっさと中退した姪っ子ちゃんがいますが、理由は何であれ、まずは理解してあげる、理解しようと努力するのが大切なんじゃないかなと思います。ちなみに、姪っ子ちゃんは野菜が大嫌いです。野菜を食べるぐらいなら保育所なんて辞めてやると思ったのでしょう。豪快で結構。合掌。

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