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春の受勲

受勲のニュースを見るたびに「もしかして!?」と思ってしまうのですが、残念ながら未だ受勲には至っておりません。実に残念なことです。

とはいえ、勲章をもらえるのなら、やはり一番すごい勲章が欲しいというのが人間の欲というものではないでしょうか。

日本において一番の勲章は「大勲位菊花章」といいます。どんな人が受勲しているのかと言いますと、ヌルスルタン・ナザルバエフ、チュンマリー・サイニャソーン、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ、フランソワ・オランド、ベニグノ・エス・アキノ3世、そしてマウリシオ・マクリと名だたる方たちです。これらの方たちに肩を並べるかたちで、まけもけ、ごみちゃんが受勲せねばなりません。

ちなみに、「大勲位菊花章」を手に入れるのは難しいですが、「勳五等双光旭日章」ぐらいであればヤフオクで数千円程度で落とすこともできます。なんで勲章がヤフオクなんかで出品されてるの?と思われるかもしれませんが、受勲者が亡くなって、誰かが相続したけれども「こんなのときめかない」という理由で売ってしまったりする人が結構たくさんいるのです。自分が受勲したわけでもなく、受勲した親と相続した子が不仲だったりした場合などは慈悲もなく売られてしまうのです。

というわけで、ヤフオクやらメルカリで売られている勲章というのは、何らかの恨み辛みがあったりするので、アクセサリー代わりにちょっと買ってみようと思われた方は、そのあたりの闇に隠れて見えない事情を慮ったうえで入手するようにしましょう。

さて、あと150文字ぐらい残っているので、勲章にちなんだ小話でも書いて終わりましょうかね。

「おや、徳さん。どうしたんだい、なにかいいものつけているじゃないか。」

「ああ、これは勲章といってね。すごいことをしているともらえるんだ。」

「徳さんがえらいって?そりゃどういう風の吹き回しだい?」

「しらねえよ、そんなこと。」

ちゃんちゃん。

……オチがないとか言わない。もんにょりしたでしょう、それでいいのです。合掌。