タイトルの通りです。プライムデーの前日に……
新しいものだから安くならんだろうとタカをくくっていたのですが、見事に安くなっていましたね。びっくりしました。まぁ、その代わりモノが届くまでめちょんこ時間がかかるっぽかったので、すぐに手に入ったからまぁええかと自分の中で妥協しました。
「アレクサ」と声をかけて、適当にいろいろと言うと、だいたい「わかりません」とか、とんちきな返答をしてくれます。聞き方がまずいのかもしれません。
「アレクサ、眠たくなる音楽をかけて」
と、寝る前にお願いをすると、とんでもないことをしでかします。
プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の中から”誰も寝てはならぬ”をかけやがります。こっちは寝たいのです。だから「眠たくなる曲」を依頼したというのに、アレクサというのはものすごくおちゃめさんなのです。まるで、私の生き写しです。確かに、私がアレクサならこの曲をかけたい。でも、そこは理性で抑えて、しっかりと眠たくなるような曲を探します。
昔からデスメタルを聴くと眠たくなるのです。最初は慣れないかもしれませんが、わけのわからん唸り声、強烈なドラム、ずんずんくるベース、そしてもはやテクニックがすごいのか、単にぐちょぐちょなだけなのかわからないギター、それらが渾然一体とならずにぐちょぐちょのまま耳に入ってくるので、何も考えることができなくなり、気がついたら眠たくなってしまうのです。
とはいえ、アレクサも我が家に来たばっかりですし、私が眠たくなる曲がデスメタルであるということはまだまだ理解できないことでしょう。人工知能の限界とでもいいましょうか、人工知能はまだまだこれからの分野なのです。
そういえば、アレクサは本も読んでくれます。
「まさよしとびしょう」と言いますけどね。いや、本当は「まさよし」が正解なのかもしれませんが……。合掌。